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こんにちは!うるま市で一番コミュニケーションのとれる塾をめざす学習塾ベンガルです!
前回に引き続き、勉強法の本からの紹介記事です。
今日の内容はテストに備えた勉強と、そのタイミングに関するものです。
一気にまとめてやるよりも、時間を分散して何度もうすく重ねていく方が良いとされています。
一気に集中して勉強するのと、勉強時間を「分散」するのとでは、覚える量は同じでも、脳にとどまる時間がずっと長くなるのだ。
『脳が認める勉強法』ベネディクト・キャリー(ダイヤモンド社/2015)
たとえばテスト勉強。一気に1科目終える派と小分けにする派がいます。
その争いはよくわからないもので、単なるののしり合いになることもあります。笑
本書によれば、6時間一気に勉強するのと、2時間ずつ3回に分けるのとでは、分けた方が効果的です。
ここでいう「効果的」とは「長く記憶にとどまっている」ということです。
勉強したことを長く覚えていたいのは当然のこと。長く覚えていたいなら、時間をまとめてやるよりも分散してバランス良くやる方が良いです。
人と人とのコミュニケーションも同じようなところがあります。
長い時間をかけて話すよりも、短い時間で何度も繰り返した方が心に残る気がします。
なんとなくわかる…笑
なんとなくわかるよな…笑
一夜漬けでもOKです。一夜漬けに意味がないとは言えません。
ただし一夜漬けだと「長く覚えてはいられない」ということです。テストが終わればきれいに忘れる可能性が大きい、月よりも太陽よりも大きい。
時間がない!明日テストが!という場合には、一夜漬けでもなんでも根性と気合で覚えて試験にのぞむのが良いでしょう。
(テスト直前まで勉強しなかったことと、長く記憶に残らないというのは別の問題です。笑)
効果がないから〜と言ってやらないというわけにはいきません。
念のため繰り返すが、切羽詰まった状況のときは一夜漬けでも問題はない。それで覚えたことは長く記憶にとどまらないというだけだ。学習時間を分散すれば、記憶に長くとどめることが可能にある。
『脳が認める勉強法』ベネディクト・キャリー(ダイヤモンド社/2015)
最適な繰り返し期間は、勉強した1〜2日後、1週間後、1ヶ月後とされています。
意外とフツーだな!笑
普通ガル 笑
テストが実施される期間によって最適な復習のやイミングは変わります。(下図参照)
この表が特に有効なのは、受験などの「半年以上のロングスパンで準備する必要のある場合」だと思います。定期テストなどは1〜2日おきに同じ科目をやる、という感じでOKです。
受験や高校進学後のことも考えるとずっと覚えてる方がよいと思います。なので中学生の場合「1〜2日後→1週間後→1ヶ月後」では振り返った方が良さそうです。
実は、塾テキストはこのへんのタイミングでまとめ問題が挟まれてることがあります。学校教科書の章末問題や単元テストもこのタイミングです。うまく活用しましょう。
市販の問題集でも「まとめ」はこのタイミングで活用するのが良いと思います。
最初に勉強した1、2日後に復習し、その次は1週間後、その次は1ヶ月後に復習するのが最適だ。1ヶ月を過ぎると、復習する感覚はさらに長くなる。
『脳が認める勉強法』ベネディクト・キャリー(ダイヤモンド社/2015)
同じ内容を復習するのが効果的です。
勉強のとっかりとしては、ざっと目を通すぐらいでとサクサク進めてどんどん解説も読む。2回目で「わかる感覚」「知ってる感覚」が出てくるといった感じでしょうか。
特に覚える系の科目に応用しやすそうな感じがします。
(数学なんかは、ざっと目を通して終わること自体が難しいような気がします。問題も手数も多いので…)
このあたりの復習の大切さは、勉強したことのある人なら肌感覚でわかっているところもあると思います。ここをお読みの方もなんとなくわかっていたことだと思います。
復習しなければならないこと。1〜2日後、1週間後に復習することで、かなり身につくこと。これらがぜひ伝わればと思います。
まとまった時間がないから勉強できない!ということはありません。小分けにした時間の方が良いことだってあるんです。その意味でスキマ時間での勉強も有効です。
それぞれのやり方でどんどん伸びていってください。本日はここまで。お読みいただきありがとうございました。
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