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こんにちは!うるま市で開校予定の学習塾ベンガルです。
現在新型コロナウイルスの流行真っ最中。多くの人が不安を抱えて過ごしていることでしょう。その中には学習塾を運営している人もいるかもしれません。
休校の延長や外出自粛要請により対面での授業も難しくなり、オンラインでの授業に切り替える塾も増えてきました。これを機に「オンライン学習」の流れがより速まるかもしれません。
現在の勤め先でのオンライン授業への取り組みからいくつかの要点を書き残しておきます。今後ベンガル開校の際にもオンライン授業はオプションとして持っておきたいと思います。
まずオンラインで配信する前にそもそも塾でやらないといけないよねってとこから残しておきます。
何を使うかを考えなければなりません。この記事ではZoomを使うってことになってるんですが、有名どころをいくつか並べておきます。
一気に学習塾業界で知られることとなったオンライン通話ツールです。この1カ月のパワーワードと言えるでしょう。通信データ量が低く抑えられていることが魅力でしょう。ひとまず配信だけしたいという人はこちらじゃないでしょうか。ベンガル的にもオプションとしてはこちらにします。
教育現場向けのバージョンもリリースされています。ノートや課題も同じアプリ内に入れられてファイルの共有が使いやすそうなのは便利です。パソコンかタブレットが必須かと思います。その意味でスマホのみしか持ってない生徒っもいるので選択しづらいところです…。
グーグルが作った教育ツール。さまざまな機能が入っていて正直一番高機能だと思います。これを使ってる方もちらほらTwitter上では見かけます。今後じっくりと見てみたいところ。本格運用するならこっちにしたいかな。
お前他の塾のことよく見てんな。笑
勉強家って思ってほしいガル
生徒への普及率を考えればLINEが一番手っ取り早いでしょう。ビデオ通話機能ついてますし、生徒のスマホやタブレットに入ってる可能性も高いんじゃないでしょうか。最も気軽に使えるかと思います。この気軽に使えるってのは大事です(後述)。
使うものが決まったら、とにかく使ってみる。メンバーでつなげてみる。メンバーで出たり入ったりしてみる。ここで出てくる「困りごと」をメモしまくっておきます。スクショも撮りまくりましょう。説明のシートを作るときに役立ちます。
大人はパソコンでログインすることが多いと思いますが、生徒たちはタブレットやスマホでログインすることが大半です。そちらでもログインしてみること。ログインできなくて困る生徒にアドバイスしたり質問に答える時に役立ちます。もちろんスクショしておいてやり方シートに活かします。
別に公式LINEでなくて構いませんが、一斉にメッセージを送れるツールは必須です。これなくしてオンライン講座は難しいかと思います。電話だとログイン情報を伝えるのが面倒ですし、電話してる間は授業ができません。
僕はこれを機に勤め先の公式LINEアカウントを作りました。10分ぐらいで作れます。わずか2日で全員に登録をお願いでき、メッセージの一斉配信、個別メッセージが可能になりました。
今まで作ってなかったんかい!
LINEのすごいところは、生徒が使い慣れてるってとこ。生徒たちがよくわかってるので、電話するだけでも「友だち登録」を教えらるほど。生徒との親和性、距離感が抜群です。すでにLINEはインフラであり、共通言語なのです。70年代の山口百恵、80年代の松田聖子並みの共通言語なんです。
2020年4月11日現在、Zoomの無料版は3人以上のオンライン通話の場合、40分までしかできません。おそらくほとんどの授業がそれを越すであろうので、有料版にアップグレードしておくことがおすすめです。(一応、40分で切って繋ぎなおせばできますけど、そんなの面倒ですよね)
ここが最大の壁。ネットがつながってないお家もあります。デバイスがないお家もあります。まれにデバイスはあってもネットがつながってないというお家もあります。その場合、貸し出したり、教室に来てもらうことが必要となります。
お家の人と相談してどうするのか決めなければなりません。なければできないんですから。
ゲームや写真の加工アプリのダウンロードに慣れてる生徒たちも、オンライン通話アプリなんて入れたことないもの。意外とやり方がわからず困ります。だいたいは戸惑います。
LINE公式アカウントがあればダウンロードのURLを一斉送信でダウンロードも簡単です。(別にフツーのLINEでもいいんですけど…笑)
「iPhoneの人はこちら!」「Androidの人は~」「パソコンの人は~」と3種類のURL送ったので混乱はありませんでした。混乱はこちらで
やってみた感じとして、導入時にどれだけ心理的障壁を下げるかが大切な感じがします。面倒くさいんですよ。オンライン授業のために何かをダウンロードするなんて 笑。LINEを使ったのもそうです。メッセージを送ったり読んだりするのに抵抗感少ないでしょ?3種類URLを送るのも「探す」という障壁を取り除いてあげるポイントです。
大丈夫でしょとか思ってる人は頭悪いです。オンラインなめすぎ。今回のオンラインだけでなく、以前勤めてたところでオンラインでのライブ授業をやってましたが、初日や始めたばかりの頃は確実に落ちます。誰かしら途中で通信できなくなったり、電源が切れたりします。トラブルは確実にあるので、授業前に「お初」を終えておくのが理想です。
のんびりした子はダウンロードを授業5分前に始めたりするので、お試し会を事前にやることでスムーズになります。そうすれば最低でもお試し会の5分前にダウンロードをはじめるので、授業には余裕が出てきます。
どれをとっても基本的な操作ですが、最初はできません。練習大事です。
そもそも最初は僕ができなかったです…
操作自体が大切なのではありません。身近なものと感じてもらうこと、心理的障壁を下げて抵抗感をなくすことこそが大事。思ってる以上に接続したりするのは抵抗があるもので、入れなかったから今日はいいや~って生徒もいました。そういうことを少なくすることに心を砕きました。
使い倒す作業がここで生きてきます。ぼくはスタッフとやりとりするだけでなく、パソコンとスマホを使って一人Zoomしてました。馬鹿みたいですけど、めっちゃ生きてきます。
「なんだか面倒くさい」。導入段階での敵はこいつです。「難しいからやーめた」ってこともあり得ます。使い方を説明してURLを貼って、自分が使い倒すだけで相当生徒に寄り添えます。
保護者の方が一緒にやることも多いので、ブチギレル大人を一人減らすこともできます。社会貢献そのものだと言っても過言ではないでしょう。
授業が初使用というのは危険です。必ず授業より前に「お試し接続会」をしましょう。僕は全体の接続テストの前に、自教室の生徒相手に、対面で一度、オンラインで一度やって全体の接続会に臨んで、授業に移ってもらいました。
急ピッチだったので仕方がないものの、それだけやっても接続できなくて授業受けれない生徒が出ます。慣れの問題なので何度やってもいいかと思います。
準備編は上記のポイントを押さえておけばまず間違いないでしょう。ではでは今日はこのへんで。
開校して1年経ってもまだまだオンラインはフル活用中です!
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