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【宮古島】大和井(ヤマトガー)に行ってみた

こんにちは!うるま市の学習塾ベンガルです!今日は雑記記事をば。

先日、おばぁの3年忌にて宮古島に行ってきました。母が宮古の出身なのですね。子どもの頃は毎年遊びに行ってました。

宮古島に行くたびに足を運ぶのが大和井(ヤマトガー)という場所。僕の僕による僕のための教育科学文化機関、ユネスコならぬマイスコによって、マイ世界遺産に認定されています

今回もスケジュールの合間をぬって参ってきたので紹介いたします。

ベンガルマン
ベンガルマン

勝手に「ヤマトガー公式アンバサダー」に就任しました。今回が初仕事です!

今回は法事のため宮古島へ行きましたが、新型コロナウイルスの流行もあって空港、大和井、祖母宅のみの行動となりました。マスクと換気には十分に配慮しながらの渡航となりました。

目次

大和井(ヤマトガー)に行ってきた

大和井(ヤマトガー)って何?

大和井(ヤマトガー)は、沖縄県宮古島市平良にある井戸。「かけ順ガー」とか「政府ガー」とかの「ガー」とは全然違う用法であることには注意が必要。

宮古島はガーの付近に集落を形成してきました。というのも宮古島には川はなく、雨は地下水となって海に流れこみます。海岸付近などには地下水の流れが湧き水となって湧き出す箇所があり、ガーと呼ばれ、生活用水として利用されてきたというわけです。

門扉が設けられたと思われる閂の跡があり、資料によると1720年に掘られたものと考えられています。約300年前に掘られたものになります。

伝承によると、この井戸は、首里王府や薩摩藩から派遣された役人専用の井戸であったともいわれており、見事な石細工には島の石工技術の高さがうかがえます。

大和井(ヤマトガー)はこんなとこ!

大和井(ヤマトガー)の写真を一挙公開したいと思います。壮大なネタバレなので「行くまでのお楽しみ!」って方は見ないでくださいね。

標識

交差点のとこに標識があります。

入口

国の指定史跡になっているので、立派な石造りの案内があります。

入ってすぐの左手の水場

入ってすぐの左手にもガーがあります。ここは一般の人が利用していたと考えられています。見てわかる通り、結構怖いです。光は結構差し込んでいて、視界は案外悪くなかったです。

そばに生えてるガジュマルがエグい。ガジュマルは本当に生命力を感じさせます。

奥に歩いていく

パノラマ写真です。ご覧の通り、結構きれいに整備されています。右奥に大和井(ヤマトガー)があります。

道は歩きやすく整備されています。結構きれい。

直前の立て看板

立て看板の奥に見えるのがそれです。看板に「͡コノ先、入ルベカラズ」感がありますが、普通に史跡の説明が書かれています。いつも人はいません。

大和井(ヤマトガー)正面・内部

iPhoneでの撮影で色味が暗くなっていますが、木漏れ日が上部から降り注ぐことで苔が輝き、薄緑の幻想的な空間となっています

一段深いところにあることで喧噪のない静かな空間です。この静けさと木漏れ日に包まれた空間はおそらく300年前から変化しないものでしょう。ちょっとした時間旅行の気分が味わえます。

ここで目をつぶって深呼吸…しばし瞑想…しようとするんですけど、蚊がすごく、邪念にまみれます。

水はほんとにきれいです。

奥に回ってみる

ベンガルマン
ベンガルマン

アンバサダーとして裏手にも回ってみました。良い子はマネしないように。

蜘蛛の巣がすごいので木の枝で払いながら進みます。それでも見事に足元は蜘蛛の巣だらけになりました。

上部から見下ろす。ちょっとしたインディ・ジョーンズ感があります。

一筋のガジュマルの根が下りていっており、強い生命力を感じさせます。行った時は結構乾いてたと気なので滑りませんでしたが、雨や湿気のある時はやめた方がいいです (*_*;

開発の進む宮古島

豪華客船の来航によるバブル

宮古島に観光フェリーが乗り付けるようになって数年が経ちます。多くの観光客が来ることで島は潤い、移住者も増えつつあると聞きました

その反面、住宅価格や家賃が高騰し、島の生活を直撃しているとも。下の写真の1ルームマンションが10万円すると言っていました。また建築ラッシュがいったん落ち着き、失業者が増えだしているとも聞きました。

信仰の息づく島として

これはおばぁの家の近くにある小道の写真。この先に御嶽(うたき)があります。

宮古島の集落を歩くと、いろいろな御嶽(うたき)に出会います。

御嶽とは、神様が下りてくる神聖な場所のこと。本当にそこかしこに御嶽があって、小さな石にお線香が備えられているものをよく見かけます。信仰が生活に根付いていることがわかります。すごく素敵な島なのです。

先ほどの小道の向かいにどデカいアパートが建っていました。以前はサトウキビ畑でした。2年ほど足を運んでいなかったのでもしかしたら空き地になっていたかもしれません。

あまりのギャップに、不思議な感覚を持ちました

マンションが建つのは悪いことではないし、人の土地にとやかく言うべきではないのかもしれない。そしてこういったことは開発があるところならば、大なり小なりあること、珍しくもないことです。それでもどこかモヤっとしたものを感じざるを得ませんでした。

文化や信仰と近代化の衝突が静かに、しかし厳然とそこにあることをまざまざと感じました

そんな思いを持ちつつ、法要を終え、宮古島を離れましたとさ。

最後は少し感傷的な流れになってしまいました。ま、沖縄あるあるですね。僕たちは何を得て何を失っているのか。ちょっとだけ考えてみたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

そんなことより大和井(ヤマトガー)おすすめなので行ってみてくださいね♪

元ベンガル
元ベンガル

俺からもお勧めするぞ。

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