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こんにちは!うるま市にあります学習塾ベンガルです!
小学生クラスでは週に30分ほどの「読書クラブ(仮)」の時間を設けております。
そこでは読むだけに限らず、作文をしたり、四字熟語を学んだりなど「ことばに親しむこと」を軸にいろいろな言語活動を取り入れています。
いま、取り組んでいるのが芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の音読リレーです。
ひとり一文で区切ってそれをリレーのようにつないでいきます。
この『蜘蛛の糸』はむずかしい語彙も多く、言い回しも小学生には慣れないものです。
冒頭部分を載せておきます。
ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
芥川龍之介『蜘蛛の糸』(青空文庫より引用し、ルビやひらがなへの変換などベンガルによるものがある)
難しいな!
簡単ではありません!
けして簡単なものではないことがおわかり頂けるかと思います。
僕も本文中の「お釈迦さまがお歩きになって」という部分を不注意に読んで、舌をかみちぎってしまっています。
わからない漢字に読み仮名をふったり、読み方のリズムをつかんでもらってからスタートし、みんな少しずつ慣れてきた感じ( ´∀`)
きょうは物語の前半の「一」を音読リレー。
それを録音してお家の方へLINEでお送りして、さっそく返信もいただいております( ´∀`)
来週は中盤の「二」のところに入っていきます。物語の中盤は緊迫感のあるシーンもあって、文章もたたみかけるように迫ってくる、読みごたえのあるところです。
リズムや流れを意識しながら読めるように、楽しみながらがんばってもらいます( ´∀`)
それでは本日はここまで。今日もお読みいただきありがとうございました。
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