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こんにちは!うるま市江洲にあります学習塾ベンガルです!
本日は【読書ログ】のコーナーをお送りします。
タイトルの通り「片づけ」に関する本です。特にオフィスの片づけにて即実践できるアイデアや考え方が簡潔に書かれています。
すごく影響を受けている本で、通算で5回ぐらい読んでる気がします。
本書は片づけを雑務や付帯業務のようには捉えていません。
きちんとした仕事の一つ、むしろ「成果を出す」ためのビジネスツールと捉えています。
トヨタでは、5S、すなわち片づけは仕事の一部ととらえられています。普段から習慣的にやるのが当たり前なのです。
『トヨタの片づけ』OJTソリューションズ(中経出版/2012)P32
5Sについても紹介しておきます。
5Sとは、職場環境を整える以下の5つの頭文字をとったもの。
整理=「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる
整頓=「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする
清掃=キレイにそうじする。日常的に使うものを汚れないようにする
清潔=整理・整頓・清掃の状態を維持する
しつけ=整理・整頓・清掃についてのルールを守らせる
特に整理・整頓について、多くの分量を割いています。
成果を出すためのビジネスツールである理由として「片づけることでムダがなくなり、効率がよくなる」ことを挙げています。
5Sのうち最初の「整理」と「整頓」をやるだけでも、必ず職場の効率はアップし、成果が上がるのです。片づけをすることで、利益をかすめ取るムダを取り除くことができるからです。
同書P35
たしかに片づけができていないと、物を探したり、重複するものを購入したり、ムダが生じます。
また人の通り道に物が置かれていたりすると、動線の流れが悪くなりムダに疲れたり、混雑したりすることがあります。
飲食店の中には行列ができていて、料理もおいしいのに、しばらく立つと閉店してしまう店があります。そういう店を観察していると、入り口と出口がバッティングするなど動線が悪かったり、厨房内の動線が悪くて料理が出てくるのに時間がかかっていたりします。すると、お客の回転数が少なくなり、行列の割りに利益が出ていないということになるのです。
同書P188
などの例を挙げながら説明しています。
片づけのテクニックだけでなく、ソフトの面、つまり「人の心」の記述も多くあります。
「いるもの」「いらないもの」の判断基準をどこに置くかということ、それがまさしく整理することにつながっていきます。
同書P66
「いつか使うもの」に対しては、必ず「いつまでに使うか」を問わなければなりません。つまり、期限をもうけるということです。(中略)ひとたび期限をもうけたら、その期限が「いるもの」と「いらないもの」を分ける判断基準となります。
同書P70・71
こうして「捨てたくない」「捨てにくい」「とっておきたい」という人の心へアプローチしていくことが重要であることがわかります。
事前に判断基準を作っておくことで「心」の部分に惑わされることなく、捨てていくことができます。
また「見よう」としなくても「見える」ことの重要性も強調されています。
見ようとするのは面倒くさいから見なくなるという人の心理にスポットを当てたアドバイスでした。
本書を読み直して見て、新たにベンガルにも取り入れて見ようと思いました。
メールは読んだらその場で消去することにしました。
とはいえ全部消すと後で困りそうなので「問い合わせメール」と「業者さんとのやりとり」は残しております。
その場で消してしまうので、すぐに返信する必要があり、返信できるタイミングで読むことになりました。
これでメールフォルダはスカスカの状態になります。困ったらゴミ箱フォルダに入ってるはずなので、そこから探せばいいだけの話です。
あわせてDMや見積書の紙類も「終わったら破棄、1ヶ月たったら破棄」ルールで捨てています。
さまざまなもののストックを一箇所に集めました。「見よう」としなくても「見える」ようにするためです。
トイレの洗剤からホチキスの芯まで備蓄品の類は一箇所に集めています。
なくなっていることに気づいて発注しやすいように、パソコンやスマホ、メモ帳の近くに置くことにしました。
これで管理が一気に楽になって、誰かが探す時にもわかりやすくなったと思います。
この棚に何が入っているのかを明確に示すようにしました。
誰が見てもわかるようにすること。それには住所を決めるのが一番。棚などに「ここに何が入っているのか」をふせんに書いて貼り始めました。完成した時にはアップしたいな、と思っています。
本日はすでに5回は読んで影響を受けまくっていると思う『トヨタの片づけ』を紹介しました。最後までお読みいただきありがとうございました。
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