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【読書ログ】『寄り添うツイッター』キングジム公式ツイッター担当者(KADOKAWA/2020)

こんにちは!うるま市で7月より開校予定の学習塾ベンガルです!

本日は読書ログをお送りいたします。

実はこのブログの中で何度か読書ログをお送りしていますが、一番伸びないカテゴリーとなっております笑

ここは「継続は力なり」の言葉を胸に、メンタル改造計画のつもりで書き続けていきます。

『寄り添うツイッター』キングジム公式ツイッター担当者(KADOKAWA/2020)

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地味な文具メーカーなのに、フォロワー数36万人!(2020年2月時点)
キングジム公式ツイッター担当者が、運営にまつわるエピソードをぜんぶ語る!
ノウハウなし、予算ゼロ、担当は1人……。あらゆる逆境を乗り越えながら、いかにして人気アカウントにまで育て上げたのか。
誰も教えてくれなかった、「広報としてのSNS」がわかる本、爆誕。(以上、Amazonサイトより引用)

目次

どんな本なの?

ハウツー本ではない

この本はTwitterで人気のキングジム公式アカウントを運営する、いわゆる「中の人」が書いた公式ツイッターについての本。

キングジムといえば文房具屋にいけば必ず見かける、あの四角いロゴのリングファイルのメーカーなのだ!

この洗練されたシンプルモダンなロゴに惹かれてる人も多いはず!

Twitter黎明期から広報としてツイートし続け、2020年6月27日現在39.8万フォロワーの怪物アカウントにまで成長。その過程で中の人が大切にしていることを書いた本です。

「Twitter企業アカウント攻略法」的なものではなく、どうやって運営を続けてきたかについて書かれた本です。

ただ、読み進めてもらう前にひとつだけお伝えしたいことがあります。それは、この本が「ツイッター運営を大成功させるハウツー本ではない」という点です。

『寄り添うツイッター わたしがキングジムで10年運営してわかった「つながる作法」』キングジム公式ツイッター担当者(KADOKAWA/2020)P2

「ツイッター黎明期から、どうやって運営を続けてきたの?」本書では、これを明かしていきます。

同書P11

印象的だった部分

本書の細かな内容は読んでいただくこととして、個人的に印象に残った部分を3つ挙げておきます。

「ぱっと見10秒」でわかる工夫

まず意識すべきは、漢字をできるだけ「開く」ことです。「漢字を開く」とは、漢字をひらがなにすることを指します。ひらがなにするだけで情報が伝わりやすくなりますし、親しみやすさも出ます。

同書P67・P68(太字も原文まま)

伝えるためのポイントとして、専門用語も要注意です。企業の内側にいるとつい、一般的な感覚を忘れてしまい、当たり前のように専門用語を使ってしまうことがあります。

同書P68(太字も原文まま)

いかに読み手に伝わりやすくするか、親しみを覚えてもらえるかを念頭に置いて運営されているようです。

約40万人のフォロワーがつくというのは、皆に受け入れられる努力が大切な事がうかがい知れます。

「話題狙い」より、「信頼の形成」にフォーカスする

キングジムのことを好きになってもらうことを目的にした運営者は以下のようにつづります。

「好きになってもらう」というゴールの手前には、段階的な目標があります、最初のステップは、やはり「知ってもらう」ことでしょう。初期に私が目指したのは「話題化させる」ことでした。

同書P94(太字も原文まま)

しかし、だんだんわかってきたのは、一方的に情報を発信しても話題にはならない、という現実です。

同書P94(太字も原文まま)

会社の看板を背負う立場の私は、「話題狙い」から「信頼の形成」に注力するようになりました。(中略)「一方行」から「双方向」へと、運営の力点をシフトしていきました。

同書P95(太字も原文まま)

話題になるようなツイートをして一気に注目を浴びるより、地道にコミュニケーションを重ねながら信頼関係を作っていくことに力点を置いているようです

ホームページやプレスリリースのような「発信型」ではなく、リプライやリツイートを大切にする「交流型」のコミュニケーションを重ねていくことを大切にしているとのこと。

ツイッターを「売る」道具にしない

ツイッターは「売るための」道具ではない、と私は常々考えています。

同書P195(太字も原文まま)

これは、広報と広告宣伝の違いとも言えるでしょう。広報は「知ってもらう」こと、広告宣伝は「売ること」が目的。そしてキングジム公式ツイッターの目的は広報であり、宣伝ではありません。

同書P196

企業アカウント、しかも文房具メーカーですから「売ること」が目的だと思っていましたが、どうやら違うようです。

もちろん「結果的に」売れることはあるのでしょうが、そこを目標としてはやっていない、と。

あくまでも「知ってもらうこと」であり、「信頼の形成」を目的としていることが強調されています。

ベンガルのツイッターを考える

僕という人間を知ってもらう

「知ってもらうこと」「信頼の形成」というキーワードから考えた時、学習塾ベンガル、特に僕自身の事を知ってもらうための運用を心掛けていきたいと思います。

メーカーではないので、物を知ってもらうことではないでしょう。学習塾は講師が一番の商品となるでしょうから、僕自身のことを知ってもらうことが一番だと思うようになりました。

思えばこのブログも「自己開示」の一環として、いろいろと書き連ねてきました。「開校ログ」なんてなんでこんなことを書くのかわからないで読んでる方もいらっしゃるかもしれません。

それこもこれも自分の事を知ってもらうためのものと言えるかもしれません。

あまり難しいことは書きません

今までもあまり小難しい事は書かないようにしてきました。これからもあまり書かないでしょう。

それがなぜかわかりませんでしたが、本書を読んで「関係ない人でもとっつきやすいように」という配慮があったように思っています。

ベンガルマン

そういうのはここで書きます!

元々結構こじらせて考えていくタイプなので、文量欲しいんですよねw

SNSでの長文はなかなか難しい(書くならFacebook)と思っているので、ブログの方にじっくり考えたものを投げていきたいと思います。

ツイッターで生徒は来ないと思う

本書を読む前からそう思っていましたが、ツイッターで生徒が集まるようには思っていません。インスタやFBも同じこと。

元ベンガル

お前のTwitter、ガルガル言ってるだけだらなw

ベンガルマン

たしかにw

もちろん多少の反応はあります。ありがたいことにインスタ経由での問い合わせも頂いています。でも、そういうのは「結果」であって、それを目的に「売れそうなこと」書いてたら、なんかベンガルっぽくないなと思うんですよね。

僕って表面的には「ライトな」感じなんですけど、考えてることが「意外と重い」感じなんで、SNSっていう表面のソフトさとブログとかのハードさのバランスがあった方がベンガルっぽい(=僕っぽい)かなと思ったりもします。

ベンガルマン

そして何よりTwitterでの交流のほとんどが塾業界の方!

ありがたい限りですが、集客ツールにはなりえません 笑

(というか、学習塾の集客でツイッターを本気で使ってるトコってあるのかな…?)

これからも皆さんとの交流を楽しみながら、のんびり続けていきたいと思っております。

それでは本日は読書ログのコーナーをお届けしました。最後までお読みいただきありがとうございました。

著:キングジム公式ツイッター担当者
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