お問い合わせフォーム
希望日程を選んで必要事項をご記入の上ご送信ください。
24時間中に返信いたします。
\ 3分かんたん送信 !/
こんにちは。うるま市でむすめ2人を育てている学習塾ベンガルの安東です。
むすめ2人を育てる中で「あきらめの悪い子どもになって欲しいな〜」と思っています。
あきらめの悪い子どもw
むすめにはランバイク(ストライダー)のチームに加入してもらって、練習に取り組んでいます。
ランバイクを通して身につけて欲しかったのが「練習すればうまくなる」「練習 is 大事」ということ。
基本的には「結果」の話はしません。(たまに、しますけど 笑)
もともと速い子ではないので「結果」の話をすると、しんどくなるかな?と考えているからです。あまり速くはなっていませんが、練習は嫌がらないようになってきました。
前置きが長くなってしまいましたが、「あきらめの悪さ=最後までやり抜く」を育てるヒントとなる本を読んだので、「やり抜く力」についてまとめておきます。
「やり抜く力(GRIT)」とは、困難に打ち克ち、最後までやり通す力を言います。
あきらめずにやり抜くことはとても大切なことです。子どもだけでなく、大人にとっても育てていきたい力といえます。
「情熱」と「粘り強さ」の要素があり、どちらも持っている人は「やりぬく力」を持っていると言えます。
たとえば「一時期だけめっちゃ燃えるタイプ」は「情熱」の面は持っていますが、「粘り強さ」は持っていないと言えます。
最後までやり通すこと。これが大切なんです。
ズバリ「才能」だけでは成功できないから。
人には才能がありますが、並外れた才能の持ち主は多くはありません。
才能を開花させるにも「とことんやり抜くこと」ことが求められます。
陸軍士官学校の厳しい訓練を耐え抜いた人
水泳の世界記録をもつオリンピアン
小学生ながら難しい英単語を書くスペリング大会の上位入賞者
ビジネス界で大成功を収めている人
並外れた成果を出している人に共通するたった一つの力が「やり抜く力」だったそうです。
やり抜く力を育てていくことが、良い人生の支えとなっていくでしょう。
私の計算がほぼ正しければ、才能が人の2倍あっても、人の半分しか努力しない人は、たとえスキルの面では互角であろうと、長期間の成果を比較した場合には、努力家タイプの人に圧倒的な差をつけられてしまうだろう。
『GRIT やり抜く力』アンジェラ・ダックワース(ダイヤモンド社/2016)P77
「やり抜く力」は育てられると言います。
他の心理学的特徴と同じように、「やり抜く力」は私たちが思っている以上に変化するものなのだ。
同書P132
「やり抜く力」を持つ人たちに共通する要素として
の要素が挙げられるそうです。
これらを育てることが「やり抜く力」につながっていきます。
ちょっち後半むずかしいな…
前半からはじめればOK!
前半の
これらは取り組みやすく、「やり抜く力」を鍛える良い練習になると思います。
最初から人の役に立っている(立ちたい)と思うのはかなり稀です。ヤンバルクイナばりの稀少っぷりではないでしょうか。
好きなことを続けているうちに、人の役に立ちたいという気持ちが芽生えてくるぐらいの感じでOKだそう。少しずつ親からのフィードバックで育てていけば良いと思います。
親が手助けするのがベストなものがあります。
それは「目的」と「希望」についての声がけです。
お子さんが、ピアノが好きでたくさん練習しているとしましょう。
ピアノを弾くことが「人の役に立っている」と感じるのは難しいものです。子どもなら特にそうだと思います。
練習をがんばること自体を、親御さん自身が喜んではどうでしょうか?
嬉しい気持ちを率直に伝えてあげる。ほめるでなく、喜ぶ。
ずばり「他者を喜ばせること」も人の役に立つこと」です。それを子どもにインストールする。
喜びを伝えることで、「人の役に立っている」意識が出てくると思います。これこそ親御さんだからできること。子どもが誰よりも喜ばせたいのが、親御さんでしょうから。
また「努力すれば必ずうまくなる」と何度も伝えることで「希望」も育むことができます。
これは以前書いた『マインドセット やればできる!の研究』の内容で、本書にも登場していました。
「もっとうまくなる」「よい結果が出たのは、良い練習のおかげ」「アナタのがんばりを見ているわ」と練習やがんばりへの声がけを増やしましょう。
「才能」でなく「努力」に焦点をあてた声がけをすることで「自分次第でもっと良くなれる」という考え方を育てることができます。その成長思考は「やり抜く力」につながってきます。
「成長志向」の生徒たちは「固定思考」の生徒たちに比べて、はるかに「やり抜く力」が強いことがわかった。
同書P24
本書の中で大学での成績優秀者を調査したところ
課外活動で「一年以上継続」し「進歩」を経験した人が多かったそうです。
習い事は上達の良い経験だな!
その意味で習い事は「やり抜く力」を育てるのにうってつけです。
習い事によっては「コンクール」や「大会」があります。それに向けて練習するなんかすごく良さそうですね。
「取り組んで上達した」っていく経験を積み重ねてあげたいものです。
温かく包み込みながらも、高い基準を求めること、限度を示すことも重要だそうです。
「行きたくないなら行かなくてもよい」って訳にはいかないってことですね。
本書を読んで、改めてランバイクや習い事、むすめ達との向き合い方を見直していきたいと思いました。
最近は「課題を決め」「練習を繰り返す」ことができず、高い基準を要求していなかったので…ε-(´∀`; )
それでは今日はこのへんで。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!