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こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。
中1生〜中3生に向けてある文章を読んで聞かせました。
子育て本です(リンクは以下)
そこに書かれていたことで、僕が親として勉強になった部分を紹介しました。
引用してみるので、読んでみてください。ドキドキしますよ。笑
大事なことなのでくり返しますが、私は子育てのゴールは、わが子を自立させることだと思っています。ですが実際には、先回りしてお世話をするマネジャーのようなお母さんが多いのも事実。
子どもが飲み物を飲む前にペットボトルのキャップを外し、おやつを食べる前に包装紙を取り、手がベトベトになったら、いつの間にかお手拭きを出す……こんなかいがいしく世話をする環境で、自ら発言するような子どもが育つでしょうか。自分から行動する子どもが育つでしょうか。残念ながら育ちません。
『小学校に入学後、3年間で親がやっておきたい子育て』132ページ
なかなかパンチの効いた文章でドキッとする親御さんも多いんじゃないでしょうか。
僕はママさんではありませんが、同じことです。ドッキドキします。
さて、読み上げたのは以下の部分。
生徒たちにとって気づきになる部分だと思います。
この本の著者は塾の先生をしていたそうです。
あるとき私が教えるクラスに、Cくんという7歳の子どもがいました。マネジャーのようなお母さんに育てられたため、自分から「○○したい」という発言はゼロ。そこであるとき実験をしました。Cくんにだけ、みんなに毎回配るプリントをわざと渡さなかったのです。そのままレッスンは進みます。
Cくんは、どうしたと思いますか?約1時間、最後まで、黙ってじっとこちらを見ているだけでした。
『小学校に入学後、3年間で親がやっておきたい子育て』133ページ
なかなかパンチの効いた指導です。笑
すごいな
なかなかできることではないガル
これにはベンガル生たちも笑っていました。
ここで伝えたのは
でも、あなたCくんになっていませんか?
ということ。
中学生になっているので、お家で何でもかんでも先回りしてもらっている人は少ないでしょう。
でも、教室で受け身になっていることって、ありませんか?
自分の中にCくんのように待ちの自分、受け身の自分、誰かに頼ろうとしている自分がいませんか?
僕は、いますよ。
誰にだって、います。
だから自分の中のCくんと対決しないといけません。
Cくんを追い出さなければなりません。
おさらばしなくちゃなんないんです。そういうことなんです。
わからないことがあれば自分で解決しよう。解決のアクションをしよう。そういう話をしてきました。
このブログでも紹介しましたね(´∀`)
調べる
聞く
考える
手を挙げる
呼ぶ
声をかける
なんでもいいんですが、とにかくアクションを起こすんです。
助けてくれるのを待つのでなく、自分で何かしらするのです。
もちろんベンガルもなるべく気づいてあげます。
でも、それではこえられない山もでてきますよ。受験まであなた待つ気なんですか。お前、それで受かるのかよ。定期テストの点数はどうするんだよって。
自分で考えられるなら、そうする
自分でアクションできるなら、そうする
そういうことだと思います(´∀`)
さて、その日お休みの連絡がありました。
親御さまのお仕事の都合で送れなかったそうです。
でも休んで勉強しない自分も嫌だったようで、教室のみんなと同じ量は勉強すると自宅で1人で勉強していたそうです。
自分の中にCくんを追い出せているすごい生徒だと思います。
みんなで自分の中のCくんとおさらばできるようにしていきましょう。
引用のやつ、その後どうなったの?
あ、つづきも載せておくガル
レッスン後、Cくんはお迎えに来たお母さんにこう言いました。
「ママ、僕だけプリントをもらえなかったから勉強できなかったよー」と。
するとお母さんは案の定、
「何でうちの子にはプリントを配ってくれなかったのですか?」
と詰め寄ってきました。そこで私はこう答えました。
「お母さん、私はわざと渡さなかったのです。Cくんが自分から言えるかどうか様子を見ていたのです。これでは学校で隣の席の子どもにからかわれたり、途中でトイレに行きたくなったり、何か困ることがあっても、発言できません。自主的に行動する気持ちを育てる必要があります」と答えました。
『小学校に入学後、3年間で親がやっておきたい子育て』133〜13ページ
いや〜、僕のむすめがこれできているのか、非常に気になるところです。笑
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