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こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。
取り組み始めた課題図書の仕組み
スタッフのレポートの紹介です(´∀`)
読んだ本のタイトル
「学力」の経済学
著者
中室 牧子
本の概要(100~150字程度)
教育というジャンルにおいて日本には驚くぼと、データと研究が少ない。これまでの教育法や政策は各々の勝手な経験と思い込みによるものが大半である。
これでは費用対効果のよい政策を考えることすらままならいことを、皆が知り、データと研究を積み重ね、「科学的根拠(Evidence)」に基づいた新たな一手を。
・ご褒美も釣り方次第で、行動にご褒美を。
・能力ではなく努力を褒める。
・幼い時ほど投資。
・内申点が良い子の方が成功しやすい。
・いい先生はハンデを覆し得る。
・教員免許の効果は如何程か?
・エビデンスの階層について。etc…
印象に残った点・学び(200〜300字程度)
やはりまず、「能力ではなく努力を褒める」という点がとても印象的でした。別の書籍になりますが、「マインドセット」でも、「行動ではなく、努力を褒めるべき」といった意図の話がありました。科学的根拠を含めてもこの褒め方はかなり効果的ということがよく分かりました。
「内申点が高い生徒はより成功しやすい」に関しては、やはり。という印象は受けました。内申点はその人物像等も含まれたものであり、「社会でやり抜く能力」としてはそれなりに的を得ているように思えます。
「先生と上手くやっていく能力」=「上司と上手くやっていく能力」とも捉えることが出来るので、内申点の重要性はもっと生徒たちにつたえていきたいです。
「いい先生は生まれ持ったハンデを覆し得る」という話もかなり感銘を受けました。自分も恩師に人生を変えてもらった経験があるので、実感として読んでいました。
それと同時に、教員全体の質の向上の重要性もヒシヒシと伝わりました。生徒たちに人生のいい刺激となるような授業をしていきたいです。
自分の業務やベンガルとの関連(200〜300字程度)
まずは内申点の重要性。提出物の状況と先生の話をちゃんと聞いているか?の確認は必要だと思います。
「能力ではなく努力を褒める」に関しては、ベンガル生は虎視眈々等でだいぶ鍛えられているので、これはそのままでいいと思います。どちらかと言うと、「こんなに頑張ってるのに伸びない」の方が問題に思えます(それこそ費用対効果が悪い)。その場合には、「やり方が間違えている」や、「テストの解き方が非効率的」等の理由が考えられるので、虎視眈々で逐一やり方を確認したり、一緒にテストを解いてみて、「テストの攻略の仕方」を確認したり等の対応をしていきたいです。
今後のアクション(100〜150字程度)
この本の感想として、「直感に反する話もあるから、飲み込むのに少し苦労するなぁ」と言う意見がそれなりにあったことでした。
しかし、データというものは嘘をつかないもので、私のこの「受け入れ難い」という個人的な感情が日本の教育を停滞させている一因であると、何度も思わされました。
内心でどう思うかは別として、その生徒のための行動を取れるように務めていきたいです。
その他の感想(自由記述)
とても面白かった話として、
「苦手教科の克服は同性の先生が効く」というものがありました。
こと日本において、「数学(理数系)が苦手」という女子生徒が多いのは女性の数学教師が少ないのにも一つ所以があるのでは?という考えが頭をよぎりました。
そう考えると、ベネッセの「国語の教師を男性キャラに、数学の教師を女性キャラに」というのはかなり理にかなった配役だと思います。
「年少な頃ほど投資の結果が出る」に関しては、日本では高校や大学のタイミングがいちばん大きな投資をし易い環境となっているのが問題に思えました。もっと年少向けの投資対象を増やして行くべきなのは確実だと思います。
「教員免許を取り払い、教員になるハードルを下げ、質の良い教師を増やす」という発想はとても面白かったです(個人的にも是非、教員免許取得のためのハードルは下げて窓口を広くして欲しい気持ちはあります)。採用試験は置いておいて、窓口を増やし、子供たちが触れ合う大人の多様性を広げる機会を増やすのはかなりアリだと思いました。転職教師の話等は、教師という職業しか身近に感じるとこしか出来ない生徒にとってかなり刺激的な先生になると思います。
内心でどう思うかは別として、その生徒のための行動を取れるように務めていきたいです。
こちらも良いレポートだと思います。
内申点の重要性や講師としての接し方についても考えていて良いですね。
なんとお父さまも続けて読まれて感心していたとのことで、なんだかうれしいです。
ベンガルも変化を起こしていきたいところです(´∀`)
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