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こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。
スタッフとの間で課題図書の仕組みを作ってみて
先日の記事で紹介しました。
今日はそのレポートを受け取ったので記事にて紹介したいと思います(´∀`)
読んだ本のタイトル
GRIT
著者
アンジェラ・ダックワース
本の概要(100~150字程度)
GRIT-やり抜く力-は心理学教授であるアンジェラ・ダックワースによる「やり抜く力(GRIT)」についての本である。「才能」と「努力(やり抜く力)」を大きなキーワードとして扱いそれぞれの正体などを研究事例などを用いて書かれている。当書の前半では、やり抜く力の正体と重要性について、後半では、やり抜く力の伸ばし方について小テーマごとに様々な角度から簡潔に書かれている。
印象に残った点・学び(200〜300字程度)
印象に残った点は、「才能」が目標の達成に直結しているのではなく、努力を目標に向け正しいベクトルで積み重ねることが才能の正体であり、「努力」によって目標が達成できているという事だ。
実際に日常生活やこれまでの人生の中で「才能がある」という言葉を耳にしたことがある。第三者から見れば、その人の結果だけを見ているため、それを才能と誤認してしまう。だが、他者に才能と感じさせているそれは、本人のこれまでの努力の結果であり、潜在的にもった能力ではないということだ。つまり、重要視すべきは、過程であり努力であって、結果を出している人は継続的な努力をしているという事だ。当書ではスポーツ選手を例に取り上げていたが、能力を才能とひとくくりに評価されがちなスポーツ選手も、全員が努力をしている。
これまでも才能が潜在的なものだけではないとわかっていたが、才能の正体を言語化したものに出会ったことがなかったのでとても印象深くためになった。
自分の業務やベンガルとの関連(200〜300字程度)
やり抜く力は内的要因、外的要因から伸ばすことができ、楽しむことや、結果が出る達成感を味わうことで成長し、また、環境が関係する部分もかなりあることが分かった。
当書を読む前から個別の授業では、「勉強を少しでも好きになってもらう」を1つの目標に授業をするようにしていたので、授業の方向性は間違っていないことを再確認できた。実際に個別授業で受け持つ生徒の多くが勉強嫌いな傾向が高く、勉強の目標も勉強する理由も曖昧なことが多かった。そういう生徒に対して、次のテストの目標点を決める、授業前に今日のノルマを提示して、早く終わったら少し早く帰っていいというような制度を作りやる気を出させるなど、なるべく勉強ではなく、クイズやゲームをしている感覚に近い授業を心掛けている。今後はもっと様々な角度からやり抜く力を伸ばすことができるようになりたい。
今後のアクション(100〜150字程度)
目標を見失わないようにKPIを具体的にすることが大事だと学んだため、今までよりももっと目標を意識させようと思いました。KPIを細かく設定することで、最終的なゴールを意識することも増え、継続的な努力に繋がると思った。
また、勉強が嫌いだった経験がある身として、成功体験を味わうことが特にやり抜く力や勉強に対する興味を向上させると思うので、成功体験を増やす機会が増えるような授業をしていきたい。
その他の感想(自由記述)
大学の春休みの期間だけハーバード大学の教育プログラムを受けており、そこで、アメリカの授業を受ける機会があり、その中で驚いたことがいくつかあります。
最初に感じたのは、授業が面白いという事です。日本の授業と比べての大きな違いは「ためになっている」感がすごいところです。
次に感じたのは、生徒の質問の質が高いことです。質問の質が高いとこで、より深く理解でき、教室の中全員で授業を作っているという意識が芽生えます。
GRITを読んでから考えてみると、これは環境の外的要因による関心の向上だと思います。面白い授業をすることで、生徒の関心や理解が深まり、日本の教育よりもやり抜く力を伸ばす理想的な環境ができていると思いました。次に集団授業をする機会があれば、そういった授業を意識してみたいです。
想定していた以上に良いレポートになっていました(´∀`)
自分の業務ときちんと結びつけてくれていて、頼もしさを感じます。
ベンガルとしての学びを生徒に還元できるようにがんばっていきましょう。
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