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スマホ本を読みました

こんにちは。うるま市にある学習塾ベンガルです。

最近はスマホの弊害がデータとともに示される研究結果やニュースを目にすることが多くなってきました。

以前お伝えしたスマホの本の内容や感想を残しておきたいと思います。

『スマホが学力を破壊する』
『スマホはどこまで脳を壊すか』

こちらの2冊です。

ベンガル的まとめを紹介しておきたいと思います(´∀`)

集英社
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朝日新聞出版
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川島隆太『スマホが学力を破壊する』で気になったところはこんな感じ。

・自宅で勉強しようが、するまいが、スマホを使う時間が長い生徒の成績は悪い
・中学生のスマホ所持率は年々上がっている
・スマホ等使用による成績ダウンは、睡眠時間や勉強時間とも関係ない
・1時間未満の使用であれば、そんなに問題はない
・スマホを使わなくなると成績が上がる

スマホの弊害本の先駆けともいえる本で

勉強するしないに関わらず、スマホを持つだけで成績によくない影響がある可能性が示されています。

榊浩平『スマホはどこまで脳を壊すか』で気になった部分はこんな感じ。

・スマホ等の使用は子どもたちの学力に直接影響を与えている
・スマホを1日3時間以上使用すると偏差値50に届いていない(=平均以下になる)
・睡眠時間を確保しても、勉強時間を確保してもダメ
・スマホの通知音は集中度を下げる
・スマホの使用時間を短くすれば成績が上がる

この本からわかってきたのは「時間の問題ではない」ということ。

スマホをもつと成績が下がると聞くと「勉強時間をスマホに奪われているから」と考えがち。事実、僕もそう考えていました。

でも、違うと。

研究結果では「長時間勉強していてもスマホの長時間使用すれば学習効果は低くなる」ということがわかりました。

スマホを3時間以上使っていて自宅学習3時間以上やっているよりも
スマホを1〜2時間使っていて自宅学習全くしない生徒の方が平均偏差値が高い結果になったそうです。

だから、スマホの使用は学力に直接影響を与えているのではないかと考えられています。

この2冊の本からわかってきたのは、スマホを利用する時間の問題ではないこと。

スマホを3時間以上利用する=勉強した効果がなくなっていく

この結果に衝撃を受けています。

スマホは人間にラクをさせるためのもの
勉強は頭に負荷をかけてトレーニングすること

人間にラクをさせるスマホと負荷をかける勉強の相性が悪いのは当然のことかもしれません。

そして、スマホは思っている以上に脳のエネルギーをくっているんだと思います。脳も休まっていない、と。

持ってしまっているものや必要な場合もあるでしょうから、スマホをいかに遠ざけるか、いかにコントロールするかがポイントになってきます。

本の中にこうあります。

「勉強中はスマホの電源を切ってリビングなどに置き、目に入らないようにする」ということを徹底していただきたいのです。(84ページ)

『スマホはどこまで脳を壊すか』榊浩平(朝日新聞出版/2023)

勉強する時には物理的に遠ざけることが肝心です。

1日1〜2時間利用と3時間以上の利用では結果にも差が見られました。利用時間を減らせば成績も上がってくるというところは光の見えるところ。取り組む価値ありです。

もうすこし知りたい方は以下の記事へ。もっとビックリしたい方は本がおすすめです。

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