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こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。
沖縄県の高校入試には例年、作文が出題されます。
大きく分けて3つのパターンがあり
①グラフや資料をまとめる問題
②表現や文章をまとめる問題 は
これまでの記事で紹介してきました(´∀`)
この記事では3つ目のパターン
自分の考えを述べる問題
その内容と解き方を見ていきます。自分の考えを述べる問題は毎年出ているので要チェックです。
各出題例については、ネット上で公開されているURLを貼っています。確認してから読むとぐっと理解度が高まります。
それではさっそく見ていきましょう!
「1人でいる時間と他者と過ごす時間のどちらが、自分自身を成長させるか」について自分の考えを述べる問題。
2行の文章からなる資料を読み、感想を生徒同士で述べ合ったところ、「1人でいるよりも、誰かと過ごす方が成長できる」という話題が出たという場面が与えられます。
「1人でいる時間」と「他者と過ごす時間」のどちらが自分自身を成長させるかを話し合うことになり
あなたはどちらの立場で
具体的にどう時間を使えば自分自身が成長できると考えるか
その理由
を書くように求められています。
条件として「1段落構成で、150字以上180字以下」と指定されています。
2022年度までの「グラフを読み取ってまとめる+自分の考えを述べる」という組み合わせでの出題とはちがって、自分の考えを述べる問題単体での出題です。
いま紹介した2024年度の出題では自分の考えを述べる問題単体での出題ですが、これまでは「組み合わせ」での出題となっていました。そちらの例として2022年度の問題を見ていきましょう。
ハザードマップに関する2つのアンケート結果(グラフ)から読み取れることをまとめた上で、自分の考えをのべる問題。
「資料をまとめる+自分の考えを述べる」の組み合わせでの出題です。
資料をまとめた後に「ハザードマップ以外でユニバーサルデザインが必要だと思う場面」について自分の考えを述べる問題がついています。
ユニバーサルデザインについては説明がついています。
設問には以下のように書かれています。
・①必要だと思う場面、②その理由、③具体的事例や手立ての3点について書くこと。
・140字以上160字以下で書くこと。
・どちらを選んだかによって、採点に差がつくことはない。
難しく感じますが、条件に沿って「必要だと思う場面」「その理由」「具体的な例・手立て」と書くと指定の字数に近くなります。
例としてあげたように
自分の考えを述べる問題だけの出題
資料をまとめるパターンとの組み合わせでの出題
の2つの形があります。
いずれにせよ、なんらかの形で出題され続けてきたのが「自分の考えを述べる作文」
以下に書きやすくなるコツを紹介します!
「条件を守ること」の大切さを知っておいてほしいと思います。
作文とはいえ入試の問題です。
問題ということは、ある程度の採点基準と模範解答が想定されています。つまり、答えのある作文なんです。(普通の作文は答えはありませんよね?)
その答えに近づくレシピが「条件」だといえます。
2024年度なら「どちらの立場で」「どう時間を使うか」「その理由」という条件を守れば、形が整って既定字数に達しやすくなりますし
2022年度ならユニバーサルデザインが「必要だと思う場面」「その理由」「具体的な例」という条件を守れば形も字数もクリアしやすくなります。
条件を守れば解答ができあがりやすくなっているんです!
必ず条件を確認して書くようにしましょう。
あくまでも制限時間内で書けるように作られた入試問題であるという話をしました。
作文は「考え」を見るものではなく「書く力」を見るための設問です。
内容の採点基準はほとんどありません。
2024年度の出題では、わざわざ「どちらを選んだかによって、採点に差がつくことはない」とまで書かれています。
問われていることを把握する
条件に沿って書く
この2つができれば形が整い、高得点も可能です。
内容に悩みすぎないで「自分が書きやすい or 問題の流れとして書きやすい」ように書きましょう。
グラフや資料をまとめる問題と組み合わせて出題されている場合、グラフや資料からネタをとるのが書きやすいです。
本記事では、沖縄県の高校入試によく出題される「自分の考えを述べる問題」について紹介しました。
入試問題である以上「考え」ではなく「書く力」を採点するという前提をふまえれば
条件に沿って
書きやすいことを書く
ことで、求められる作文が仕上がりやすくなります。
普段、学校で書いている作文とは取り組みがすこし変わってきますね。
過去問を解いて慣れていってください(´∀`)
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