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沖縄県高校入試がよくわかるページ

入試2025|一般入試の志願倍率(初回)

ついに2025年度の県立高校の志願倍率(初回)が発表されました。

ベンガルマン

倍率というのは「定員に対して何名受けるか」を示したものガル

元ベンガル

1.0倍をこえると定員オーバーになるんだよな

ベンガルマン

倍率が高いと競争が激しくなるのでがんばりどころガル

1.0倍を超えている高校に志願している生徒は出願変更が可能です。(1.0倍を超えていない場合、出願変更はできません)

目次

確認しておきたい注意点

今回から「特色選抜」の制度がスタートしました。

そのことで以下の資料に記載されている「一般入試の募集定員の表記」が昨年までとは異なっています。

たとえば具志川高校では

定員:240名
推薦:60名
一般入試:180名

となっていました。

昨年までは出願前に推薦合格が決まっていたので
一般入試の募集人数も確定していたし、推薦合格者は一般入試に出願していませんでした。

今年は

一般入試:240名

とされています。

現時点では特色選抜の合格者が出ておらず
一般入試の募集人数も確定していないし、特色選抜の受験者も一般入試に出願しています。

つまり混ざっているんです

特色検査の合格で減るはずの「一般入試の募集定員と受験者」が。

それらを考えると、今年度の倍率はあくまでも「目安」としてとらえるのが良いと思います。

2025年度県立高校の一般志願倍率(初回)

沖縄県教育委員会のホームページでダウンロードした一覧表を置いておきます。

それではさっそくまとめてみましょう。5年分の初回と最終倍率を一緒にまとめています。

以下ではうるま市の中学生が受験することの多い普通科高校を中心にまとめています。1.0倍をこえる高校を中心にピックアップし、今回より美里高校を加えました。

具志川高校の志願倍率(初回と最終)

具志川高校初回最終
2021年度1.171.16
2022年度1.111.07
2023年度1.231.12
2024年度0.940.97
2025年度0.88

コザ高校の志願倍率(初回と最終)

コザ高校初回最終
2021年度1.331.23
2022年度1.191.12
2023年度1.311.19
2024年度1.191.11
2025年度1.37

前原高校の志願倍率(初回と最終)

文理

前原–文理初回最終
2021年度1.051.08
2022年度1.151.21
2023年度1.291.29
2024年度1.121.08
2025年度1.11

英語

前原–英語初回最終
2021年度0.971.03
2022年度0.560.56
2023年度0.590.69
2024年度1.061.06
2025年度0.78

総合スポーツ

前原–総スポ初回最終
2021年度0.440.56
2022年度0.770.77
2023年度1.731.70
2024年度0.931.10
2025年度1.05

与勝高校の志願倍率(初回と最終)

与勝高校初回最終
2021年度0.890.92
2022年度0.580.59
2023年度0.790.87
2024年度0.620.66
2025年度0.54

普天間高校の志願倍率(初回と最終)

普天間高校初回最終
2021年度1.151.10
2022年度1.521.37
2023年度1.181.09
2024年度1.031.02
2025年度1.09

北中城高校の志願倍率(初回と最終)

北中城高校初回最終
2021年度0.850.92
2022年度0.750.84
2023年度0.911.01
2024年度0.951.03
2025年度0.94

美里高校の志願倍率(初回と最終)

美里高校初回最終
2021年度0.520.56
2022年度0.740.76
2023年度0.820.86
2024年度0.910.94
2025年度0.82

球陽高校の志願倍率(初回と最終)

球陽初回最終
2021年度0.971.00
2022年度1.311.23
2023年度1.101.12
2024年度1.421.29
2025年度0.86

2025年度より文理探求科に「学科統合」となったので、2020年度〜2023年度は理数科と国際英語科を総合した倍率を表記した。

那覇国際高校の志願倍率(初回と最終)

普通

那国–普通初回最終
2021年度1.221.16
2022年度1.201.18
2023年度1.011.03
2024年度0.910.94
2025年度1.15

国際

那国–国際初回最終
2021年度1.131.17
2022年度1.881.46
2023年度0.961.00
2024年度0.960.96
2025年度1.48

具志川高校は2年連続で定員割れ?

具志川高校は2年連続で1.0倍を切りました。

記事の上部で書いたように今回の倍率には特色選抜の募集定員と受験者が混ざっているため、安易な昨年との比較はためらわれます。

しかし、計算し直してみても「割れそうだな」という印象です。

コザ高校は過去5年で見てもなかなか高い倍率で、特色選抜も2.96倍とかなり高いです。

具志川高校への志願変更が多少あるかもしれません。

球陽高校は定員割れ?

球陽高校も倍率が1.0倍を切っています。

多少は変動があるかもしれませんが、

一般入試のマジの倍率がわかる日は来るのか?

ところで

特色選抜の合格者をのぞいた募集定員と受験者数がわかる日はくるのでしょうか?

この発表の形式だと、志願変更を検討する材料として心許ない気がします。受験生とお家の方が大変です。

過去5年分の資料も一緒に置いておきます

過去5年分の「初回」のデータを置いておきます。お好きな年度をご確認ください。

合格に向けてがんばっていけるようにしてください。

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