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倍率の発表で混乱が起こっています。
昨日の記事でも書きましたが
もう一度書いておきます
今回の発表された倍率は昨年までの倍率とちがいます
一般入試の募集定員と受験者数が変動するからです
たとえば、ベンガル高校というものを考えてみましょう
募集定員:10名
受験者数:10名
と発表されました。倍率は10÷10で1.0倍ですね
しかし、この募集定員と受験者数には特色選抜の分が入っています
受験者10人の中に特色選抜を受けるAさん、Bさんの2人が入っていたとしましょう
そしてAさん、Bさんが特色で合格した
募集定員:8名
受験者数:8名
となります。倍率は8÷8で1.0倍のまま
しかし、現実はもうすこし複雑
ベンガル高校の特色選抜にCさんが合格しました
しかもCさんは一般入試ではベンガル高校に出願していません(=最初の10人に入っていない)
その場合
募集定員:7名
受験者数:8名
となります。倍率は8÷7で1.14倍になります。
現実はもっと入り組んでいます
受験者の中に特色選抜で他校に受かったXさん、Yさんがいるケース
この場合Xさん、Yさんはベンガル高校の一般入試での受験者となりません。
すると
募集定員:7名
受験者数:6名
となり、倍率は6÷7で0.85倍です。
こんな感じで
特色選抜の合格による募集定員の減少と受験者の減少があります
そのため発表された倍率と一般入試の実際の倍率がちがってくることが予想されるわけです。
そしてほとんどの高校では最後のケースになっているはず
つまり
一般入試の募集定員は減りますし
志願者数も減ります
しかし、どれくらい減るかは誰にもわかりません
これが今回の倍率の混乱です。
あくまでも目安ととらえて、受験勉強をしっかり進めていきましょう。
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