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受験対策として過去問にチャレンジすることもあります。
解いて丸つけした後、「どれぐらいの出来なの?」と平均点が気になりますよね。年度ごとに難易度に違いがあって平均点にも違いがあります。
この記事では過去7年分の平均点を紹介しながら近年の傾向
こちらの記事で紹介していますのでチェックしてみてください(´∀`)
沖縄県の高校入試は「英数国理社」の5教科。1教科60点満点の合計300点。
それを内申点165点とあわせて合否を争います。なお1教科あたりの試験時間は50分で、英語はリスニングがあります。
平均点(全体):144.6点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
---|---|---|---|---|
28.3 | 30.3 | 30.7 | 25.4 | 29.8 |
前年度に比較して平均点が15点もダウンしました。
これは大きな変化で合格基準ラインも変わってしまいました。
特に国語では文字数の多さが目立ち時間内に解ききれない受験生が多かったのではないかと思われます。
理科でも同様で、近年の入試では文章や図表をテンポよく読み取る力が求められています。
平均点(全体):159.9点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
---|---|---|---|---|
32.1 | 30.5 | 35.5 | 29.7 | 32 |
前年度よりも1点だけ平均点が上がりました。
理科だけが30点を割り込みましたが、大きくは変わっていないといえます。4年連続で150点をこえ、158点〜159点になっています。
この年から各教科10点分の記述問題が置かれていることも注目です。それに伴って国語でも作文の出題傾向に変化がありました。
しかし実際にはこれまでにも10点近くの記述問題はありました。
各教科で10点に統一された程度の変化にとどまっています。合計点への大きな影響はありませんでした。
平均点(全体):158.1点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
---|---|---|---|---|
27.9 | 32 | 34.9 | 30.1 | 32.2 |
前年度の平均点とほぼ同じ。理科も2年連続の30点台。
英作文の形式変更のあった英語は30点を切りました。リスニングと英作文への対応が必要となっています。
平均点(全体):158.3点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
---|---|---|---|---|
30.2 | 29.9 | 33.2 | 32.9 | 32.1 |
前年度の平均点とほぼ同じ。3年連続で20点台の平均にとどまっていた理科が32.9点となりました。
科目間の平均点の差が近年でもっとも少ない年となっています。
平均点(全体):158.6点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
---|---|---|---|---|
33.7 | 33.5 | 34.8 | 24.2 | 32.4 |
一気に10点以上平均点の上がった年。英語と数学の平均点上昇が目立ちます。
平均点:147.2点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
---|---|---|---|---|
26.7 | 28.9 | 35 | 25 | 31.6 |
英語が直近5年でもっとも低く、理科も20点台になっています。国語は作文に出題の変化がありましたが、高めの平均点です。数学は前年より3点近く落ちています。
平均点(全体):146点
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 |
---|---|---|---|---|
27.5 | 31.6 | 33.5 | 24.3 | 29.1 |
直近ではもっとも低い平均点でした。理科は難しい年となりました。
過去5年でいえば、だいたい146点〜159点でおさまっています。正答率でいえば50%前後は平均です。
ただし平均点は個人の合否には影響を与えないことに注意してください。
「平均の高い年で受けたかったな〜」と思ってしまいがちですが、みんなが同じ条件なので変わりはありません。平均点が高くなりすぎると、高得点でも数点差で落ちるということが増えてそれはそれで残酷です。
その年のすべての受験者が同じ試験を受けています。1点でも多くとるということが大切。参考程度にながめておきましょう。
ここ数年で科目間のばらつきが少なくなり、得意不得意での不利な場面は出にくい状況となっています。
かつては科目間の平均点の差が10点近く開いている時期がありましたが、近年は科目間の平均点の差が少なくなっています。どの科目が得意でも差をつけることが可能です。
とはいえ、理科がすこし低く、国語はすこし高いことに留意しましょう。
平均点が高いというのは、多くの生徒がそこそこ解けている状況であることが多いです。また、平均点が低い場合は多くの生徒があまり解けていない状況であることが多いです。
つまり、平均点の高い国語での失点は多くの受験生にとってダメージであると同時に、平均点の低い理科での高得点は、多くの受験生に差をつける要因にもなります。
現在の状況では、バランスよく得点できる方が有利です。
年度ごとに平均点が上下するので、科目を絞って力を入れるのはリスクがあります。
バランスのよい結果になるよう勉強時間を配分しましょう。
苦手、得意、ふつうをじぶんで把握することが大切です。
簡単だと思ってたかをくくったり、難しいと思って捨てたりするのは危険です。年度によっても、科目によっても難易度は異なるので、どの科目でも基本レベルはしっかり解けるようにしていくことが大切です。
英語に置いて英作文の出題形式の変更がありました。国語でも作文が数年に一度変更されています。
出題形式の変更はあるものと考えて準備しておく方が賢明です。
過度な過去問偏重の勉強は危険です。出題形式の変更とは「過去の形式」からの変更であるため、過去のパターンへの順応だけでは対応できません。
基本レベルの問題集やテキストを勉強の中心に据えましょう。過去問はあくまでも「力試し」として活用しましょう。
沖縄県の高校入試の平均点を過去7年にわたって並べてみました。お役に立てれば幸いです(´∀`)
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