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沖縄県高校入試がよくわかるページ

特色選抜について〜配点から特色がわかる⁈〜

こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。

令和7年度沖縄県立高校入試から、推薦入試が特色選抜へと変わります。これまでにいくつかの記事をアップしました。

はじめての制度なので内容がわからず困っている人も多いかと思います。このままでは出願を検討する材料が乏しく、出願できないケースも出てくるでしょう。

そんな中、特色選抜の詳細が各高校ホームページにて発表されました。

とても助かりますね。

配点の違いは、評価の違いであり、合格の基準であり、高校の特色が出てくるところ。高校ごとに比較するとどこを重視しているかが浮かび上がってきました。

現時点では仮決定のようですが、この記事ではいくつかの高校をピックアップして配点を見ていきましょう。

目次

普通科の高校をピックアップ

まずは普通科の高校(うるま市近郊)をリストアップしてみます。以下の通り。

大きく分けて学力検査、調査書、独自検査の3つを押さえておくのが良いです。

スクロールできます
学力検査調査書独自検査合計
具志川高校300点
60点×5教科
※記述を抜いた50点を1.2倍して60点に換算
600点
教科の評定240点
実績360点
40点
個人面接
940点
コザ高校250点
50点×5教科
735点
教科の評定235点
実績500点
15点
集団面接(1組5名以内)
1000点
球陽高校250点
50点×5教科
171点
教科の評定135点
実績36点
52点
学校独自検査40点
面接・探究活動エントリーシート12点
473点
普天間高校250点
50点×5教科
485点
教科の評定135点
実績350点
15点
個人面接
750点
与勝高校250点
50点×5教科
300点
教科の評定150点
実績150点
50点
個人面接
600点

※「文化活動、スポーツ活動、社会活動、ボランティア活動、資格取得」などをまとめて実績と表記した。それぞれの高校呼び方が異なるので、便宜的に使用している。
※普天間高校は調査書と実績は別々で記載されているが、比較しやすいように一つにまとめた。

ベンガル近隣では、前原高校がばっちり違いを出してきていてわかりやすいので別表にまとめました。

スクロールできます
学力検査調査書独自検査合計
前原−文理250点
50点×5教科
750点
教科の評定150点
実績600点
50点
個人面接
1050点
前原−英語250点
50点×5教科
750点
教科の評定150点
実績600点
200点
個人面接(英語で表現する力を見る)
1200点
前原−総合スポーツ250点
50点×5教科
750点
教科の評定150点
実績(運動系)600点
1200点
重点種目の専門的な資質・能力をみる実技
2200点

学力検査の配点はほぼ変わらず

スクロールできます
学力検査調査書独自検査合計
具志川高校300点
60点×5教科
※記述を抜いた50点を1.2倍して60点に換算
600点
教科の評定240点
実績360点
40点
個人面接
940点
コザ高校250点
50点×5教科
735点
教科の評定235点
実績500点
15点
集団面接(1組5名以内)
1000点
球陽高校250点
50点×5教科
171点
教科の評定135点
実績36点
52点
学校独自検査40点
面接・探究活動エントリーシート12点
473点
普天間高校250点
50点×5教科
485点
教科の評定135点
実績350点
15点
個人面接
750点
与勝高校250点
50点×5教科
300点
教科の評定150点
実績150点
50点
個人面接
600点

特色選抜の目玉は「学力検査あり」になったことです。

これまでの推薦入試では学力検査がありませんでしたが、今回からは学力検査の点数も合否を左右します。

配点はほとんどの高校で50点×5教科の250点満点、具志川高校だけが50点を1.2倍した60点×5教科で300点満点としています。

沖縄県高校入試では1教科の満点は60点、そのうち10点は記述型問題になっています。

特色選抜では記述型問題(10点)を除いて、50点満点となっています。

調査書の配点は差があります!

ぜひ見て欲しいのが調査書の配点。

ここが高校によって大きく異なるんです!

さきほどの表から具志川高校とコザ高校を比較してみましょう。

スクロールできます
学力検査調査書独自検査合計
具志川高校300点
60点×5教科
※記述を抜いた50点を1.2倍して60点に換算
600点
教科の評定240点
実績360点
40点
個人面接
940点
コザ高校250点
50点×5教科
735点
教科の評定235点
実績500点
15点
集団面接(1組5名以内)
1000点

調査書の点数を見てみると開きがあることがわかると思います。

具志川高校が600点、コザ高校が735点なので、135点の違いがあります。特に実績の配点が違います。具志川高校が360点に対して、コザ高校が500点。

学力検査と教科の評定を重視する具志川高校、実績を重視するコザ高校という風にも見えてきます。

このように、配点を比べることで高校が重視する部分が見えてくるのが特色検査だと思います。まさに「高校の特色」につながってくる部分です。

独自検査が鍵を握る?

独自検査と呼ばれる部分でも学校・学科の特色が見えてきます。

前原高校がわかりやすいので見てみましょう。

スクロールできます
学力検査調査書独自検査合計
前原−文理250点
50点×5教科
750点
教科の評定150点
実績600点
50点
個人面接
1050点
前原−英語250点
50点×5教科
750点
教科の評定150点
実績600点
面接200点
個人面接(英語で表現する力を見る)
1200点
前原−総合スポーツ250点
50点×5教科
750点
教科の評定150点
実績(運動系)600点
実技検査1200点
重点種目の専門的な資質・能力をみる実技
2200点

学力検査と調査書の部分は同じです。

しかし、独自検査の部分が違います。

英語コースでは個人面接として英語でのスピーチを予定し、配点も200になっています。

総合スポーツコースでは、実技検査に1200点を振っています。実績も運動・スポーツ系のものなのでそれも合わせるとめちゃくちゃ体育寄りな配点。尖った印象を受けます。

配点を比べることで学科が重視する部分が見えてきますね。

まとめ

新たにはじまる特色選抜の配点が各高校ホームページで公開されました。

学力検査、調査書、独自検査の3つの配点を確認しておきましょう。

配点の違いは、評価の違いであり、合格の基準であり、高校の特色が出てくるところです。

特に調査書(実績)、独自検査の配点には高校ごと学科ごとに「何を重視するか」がわかるので要チェック!

これまでの推薦入試は配点が公開されていなかったためどのような評価軸になっているのかがわかりませんでした。配点が公開されたことは大きいと思います。

県立の高校で、普通科で、予算の配分もそんなに自由がない中で、カリキュラムがある程度決まっている中で、特色を出すというのはなかなか難しいのでは?と思っていましたが、配点で違いを作り出そうとしていることがわかってきました。

現時点では仮決定のようですが、確認して志望校選びに役立ててほしいと思います(´∀`)

各高校へのリンクはこちらの記事に貼っています

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