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こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。
沖縄県中部エリアの進学校、球陽高校で学科の改編が行われるようです。
きょうはその内容についてすこしまとめてみたいと思います。
こちらの記事は保護者さまからいただいた資料をもとに書きました。いつもありがとうございます!
現在の学科は理数科と国際英語科の2学科です。
募集人数は以下の通り
理数科 | 国際英語科 |
---|---|
120名 | 80名 |
こちらに球陽中学からの内部進学者を合わせた280名(7クラス)が1学年の定員です。
球陽中からの内部進学者は理数科に進むことになっていたので、理数科200名、国際英語科80名となっていました。
来年度(2024年現在の中3生)からの募集では学科は統合され「文理探究科」となるようです。
募集人数は以下の通り
文理探究科 |
---|
200名 |
こちらに球陽中からの内部進学者を合わせた280名(7クラス)が1学年の定員となります。定員数にこれまでとの変化はありません。
学科にある「探究」は、いわゆる「探究学習」といわれるものから来ていると思われます。
探究学習とは、生徒自ら問いを立て、それに答えていく活動です。
自ら課題を設定し、その解決に向けて調べたり、情報を集めたり、実験したり、話し合ったりしながら進めていきます。
たとえば「沖縄の海をきれいにする」という課題を立てて、その解決策を考えていくことなどが例としてげられるでしょう。
探究活動においては、一つの科目をこえていくつかの教科の学びが組み合わさっていくのが普通です。そういった意味で「教科横断的」と表されることもあり、科目にとらわれない総合的な学びとなるものです。
学科改編の主な理由としては
①(進学予定先である)大学でのカリキュラム改変が進んでいること
②解決すべき社会課題が複雑化しいていること
③在学生・卒業生の進路選択の実態も複雑化していること
があげられています。
これまでは理数科、国際英語科でカリキュラムが異なっていました。それを一つに統合し、一つの学科のなかでいろいろ選んだり、学んだりできることを狙っての改変と考えられます。
理数科が英語に力をいれるのは難しく、国際英語科も理科・数学の面での選択の幅が少なかったでしょうから、学科の枠をこえて選択できるようになったのは良いことだと思います。
文系、理系の枠をこえて進路選択できるようになったというところでしょうか。
文理探求科では、探求の授業のなかでそれぞれが探求(研究)した内容を英語で論文にして発表することが求められるようです。
理数科だから英語ができなくても良いというわけではないんですね。
国際社会になった現在、英語の重要性は高まるばかり。文系・理系問わずに英語を使いこなせるようになってほしい狙いがありそうです。
さて本記事では球陽高校の文理探究科についてまとめてみました。
募集人数に変わりはないものの、これまでの理数科・国際英語科とは異なり、どちらも学びやすい学科となっているため、倍率も変わらず高いと予想しています。
これまでは学科の選択に頭を悩ませる受験生もいましたが、これからは文理探究科一本。がんばるしかないですよ!
この記事を読んだあなたのお役にたてれば幸いです。
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