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こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。
おきなわ県模試8月号で出題された問題を例に、社会ってこういう力が必要だよねという話をしたいと思います。
知識だろ?
まあそれも大事なんだけど、他にもあるガル!
さっそく行ってみましょう!
出題された問題は以下のようなものです。
問題:京都府と面積が近いA県の特色についてまとめたものである。
府県名 | 人口 | 人口密度 | 農業産出額 | 製造品出荷額 | 海面漁獲量 | 伝統的な行事 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
米 | 果実 | ||||||
京都府 | 255万人 | 552.8(人/㎢) | 151億円 | 19億円 | 59.066億円 | 8,496t | 祇園祭 |
A | 70万人 | 169.7(人/㎢) | 91億円 | 81億円 | 20.578億円 | 10,971t | 阿波おどり |
(1)A県にあてはまるものを、地図中から選べ。
※問題には日本地図がついており、5つの選択肢から選ぶ形になっています。
(2)A県の県名を漢字で答えなさい。
う〜む、なるほど。おもしろいですね。
社会は一問一答の暗記のイメージが強い科目ですが、実際にはこのように表をつかったり、地図をつかったりしながら問いが作られます。
そして最初に徳島県と書かせるのではなく、まず地図を選ばせることで混乱を誘います。祭りを地図と結びつけている人はなかなかいませんからね。
こういう混乱を誘う出題の順番はよくある形です。
さて、この問題の最大のポイントは、最後の「伝統的な行事」の欄です。
阿波おどりってあるな
そこガル
阿波おどりといえば、どこでしょう?
そう、徳島県ですね。
知識はなければなりません。でも、それを使えなければなりません。
シンプルな問題ではありますが、それをシンプルでなくしているのが表の存在。
表にはいろんなデータが載っています。
他の数字とかは使わないのか?
使わないガル
ここがポイントで社会の出題では以下のようなポイントがあります。
一問一答のような基礎知識は絶対に必要
でも、それは直接問われない
表や図を組み合わせて問われる
そして
表や図には使わない情報が入っている
使える情報を見抜くことが必要
なので、ここ近年の社会の出題では
図や表を読み取る力
情報を整理する力
が必要となっています。
これらは演習を重ねる中で身についてきます。「覚えればどうにかなる」と考えずに入試形式の問題はくり返しふれましょう。
またお祭りや名産品などの周辺知識も必要となってきます。
このあたりはお家でのトークや動画視聴でもすこしずつ身につくので取り組んでみてほしいですね(´∀`)
それでは本日はこれにて。お読みいただきありがとうございました。
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