高校数学で必要になる力

こんにちは。うるま市にあります学習塾ベンガルです。

この4月から、高校生クラスのプレ運用をスタートしています。ずばり「プレ高校部」という名前でやっています。

推薦やAO入試を狙う生徒に向けて学校の定期テストで点がとれるようにしましょうというクラス

とにかく高校数学が重すぎて重すぎて重すぎるので、数学特化型で進めています。

高校生クラスを指導する中で見えてきた「高校で伸びる生徒の条件」

すこしばかり紹介してみましょう(´∀｀)

実は中学時代の“あの力”が、高校での学びを左右するんです。

中学数学は“土台”だった！

実際に高校数学を教えてみると、必要な“中学の学力”がかなり見えてきました。

まず大前提として、中学数学の内容がしっかり身についていること。

これは当たり前のようでいて、できていないと高校数学がすぐにガタガタになってしまいます。

特に中2〜中3の1学期の分野

文字式の計算
展開公式
平方根
因数分解

このあたりは、めちゃめちゃ使います。

当たり前に使うので、中学数学の基本的な計算とその理解は必須といえるでしょう。

解説が“読める”中学生になれ！

次に大事なのが「解説が読める」こと。

高校では自学でがんばる人も多いですが、その際に解説が日本語として理解でき、指示に従えるかどうかで差が出ます。

そして高校の数学は「ここは、わかるよね〜」で進んでいくことも多いものです。

解説を丁寧に細かくやってくれるかというと、そうではありません。あくまでも自走をベースに進んでいきます。学年が進むにつれて、自己責任の大きさが増していきます。

丁寧な参考書はありますが、読んで理解できなければ宝の持ち腐れ。

読んで終わり、ではなく「読んで実行」ができるかがカギです。

そのために解説が読めるようになっているかどうかが

数学語がわかる？わからない？

そしてその“読める”力の根っこにあるのが、数学語の理解。

数学語というのは、いわゆる数学で使われる用語のこと。

接する
展開する
因数分解するなど

基本的な言葉の意味とイメージがわかっているかどうか。

これが曖昧だと、高校で一気に苦しくなります。

中学のうちにこの土台をしっかり固めておく必要があります。

そのためには、まず中学の教科書をしっかり読むこと。

例題や公式、定義をきちんと読んでいくことからはじめましょう。学校ワークの解答・解説を読み取ることも同じくらい重要です。

これからができてくると、質問の質が上がってきます。

わからないから教えてください

というところから

解説のこの部分がわからないので教えてください

という風に具体的になってきます。

こちらも教えやすくなりますし、自分で勉強する時にも考えやすくなります。

ぜひ取り組んでみてください(´∀｀)