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【新型コロナ】沖縄県も休校延長か?

こんにちは!うるま市開校予定の学習塾ベンガルです!

本日の琉球新報が報じた所によると、沖縄県中頭地区の小中学校はGW明けの休校延長の検討に入っているようです

琉球新報デジタル
小中休校を再延長、5月6日で終わらず 沖縄本島中部10市町村が方針 - 琉球新報デジタル 小中休校を再延長、5月6日で終わらず 沖縄本島中部10市町村が方針 - 琉球新報デジタル

記事によれば、県立学校に足並みを揃える形としています

注目するのは県立学校(たとえば県立高校など)がどうするか。もっと言えば県教育庁がどう判断するかに焦点が絞られました。

さて沖縄県教育庁はどう判断するのでしょうか

目次

判断の難しい状況

注目の2つの数字

現在、2つの数字に注目しながら勤め先での仕事に取り組んでおります。それは

  • 4月22日以降の東京、大阪の感染者数(7都府県への緊急事態宣言から2週間)
  • 4月29日以降の沖縄県の感染者数(緊急事態宣言全国へ拡大から2週間)

現在、東京、沖縄の双方とも感染者数の増加には歯止めがかかっている状況です。

少しずつではありますが、休校解除への条件は整いつつあります。それでも十分ではありませんが。

ベンガルマン

観光客の出入りの問題が残されてるガル…

ゴールデンウィーク5万人問題

沖縄県に限っていえば、ここ数日かなり感染者数の増加を抑ることができており、県民の危機意識の高まりと外出自粛の効果が出てきたように思います

来県する観光客も少なくなっていることも大きなアシストとなっているように感じます。

もともと29日前後の状況を見て判断するとしていました。

しかしゴールデンウィークの人の流入が気になります。最近何かと話題の「ゴールデンウィーク観光客5万人」問題です

感染者が抑えられているとはいえ、ゴールデンウィーク問題がどうなるかわかりません。ゴールデンウィーク前に判断をするのは難しい状況にあり、「いける!」にBETするのは賢い判断とは言えません。

沖縄だけでなく、全国でも知られることとなったのがこちらの運動です。

沖縄やーぐまいプロジェクト

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ゴールデンウィーク期間中の観光での人の流入への警鐘を鳴らし、一層の県民への注意喚起を促しています。観光県として観光業、観光客への双方にが傷つかぬよう配慮されたサイトで賛同の声が多く寄せられているようです。

このような流れの中、休校解除するのは難しいでしょう。

県外ではどうか?

真っ先に緊急事態宣言の出された7都府県( 東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、兵庫、福岡 )では休校延長としています。

その他にも休校を延長している地域はどんどん増えています。

現状では、沖縄県も休校を延長するだろうという見方が妥当でしょう。

元ベンガル

どれぐらい延長するのかが焦点だな

休校延長による影響は?

休校が続く場合の影響を書いておきます。予想に過ぎませんが、順当に考えればこうだろうなという感じのものばかりです。

勉強の遅れ?

休校中は授業がないので勉強が進みません。

ご存じの通り、学校は学習指導要領にのっとって授業を進めます。一年に学習すべき内容はあらかじめ決まっています。

教育の質を担保するために全国一律で決まっているものなので、休校が延長する地域とそうでない地域と授業のスピードが変わってきます。範囲があらかじめ決まっているため、授業数が少ない地域は授業をスピードアップしなければならないからです

勉強に差がつきやすくなる?

休校期間中は自宅学習が中心となっています。

自宅学習は難しいもので、意欲がある子とそうでない子、はたまたご家庭の勉強への熱量がそのまま「学習量」の差となってしまう状況が生まれています。

全員一緒に休んでるはずなのに、目に見えぬ形で差がついてしまう。そんな状況が長引いてしまうと不本意な結果になる生徒も増えることでしょう。

それに加えて上記の授業スピードアップです。授業の進度が早くなるとどうしても置いていかれる生徒が増えます。この辺りには十分に注意して備える方がよいかと思います。

夏休みが短くなる?

夏休みが短くなることが予想されます。シンプルに授業数が足りないからです

長引けば長引くほど夏休みを削るしかなくなります。

夏休みを削ると熱中症に配慮しながら授業をする必要があります。新型コロナの感染の危険もある中、クーラーを回すのか、熱中症のリスクをとって窓を開けての授業にするのか。生徒にとって、また現場で奮闘する先生方にとって苦しい状況となります。先生方への感染も心配です。

気になるオンライン授業への準備

学校での対面授業ができないとすれば、次善策として考えられるのはオンライン授業でしょう

各地方でタブレットを無償配布する、授業動画を用意する等、公立校でのオンライン授業の導入の動きが出てきています。ご自宅にWi-Fi環境が整っていない場合はポケットWi-Fiを貸し出す等の対策を検討する自治体も出てきました。

休校を延長するとなると、オンラインでのフォローが望ましく思います。現在のところ市区町村レベルでの支援を決定している段階です。財源や管轄の問題もあって全県一斉にというのは難しいのが現状でしょう。

授業時数をこれ以上削れなくなってしまって、休校が延長できず解除。これが最悪のパターンです。そんなことはしないと思いますが、オンラインでの授業が進めば、わずかながら授業時数をかせぐことができます。

ベンガルマン

オンラインも自宅の環境の差があるガル

沖縄県では2020年4月28日現在、そのような動きはまだ見られません。学力的に困難を抱える地域だからこそ、何か策が欲しいところではありますが、現在各ご家庭の取り組みと一部の学習塾等の民間企業によるサービス提供にとどまっています。

沖縄県は、明日29日中にも専門家会議の意見を聞いて判断するとしています。今後とも注視する必要があります。

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