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沖縄県の高校入試では内申点と学力検査(入試点)があります。
割合は原則5:5ですが、沖縄県教育委員会は各高校の裁量で一定の範囲で変更することを認めています。
進学校を中心に実際に比重変更を行っている高校もあります。
改めて志望校合格への影響もある調査書(内申点)と入試点を深掘りしてみましょう(´∀`)
沖縄県の入試では内申点(165点)と学力検査(300点)を5:5の同等の重きを置いて入試の合否を決めます。
165点の内申点と300点の学力検査をそのまま比べても5:5になりません。
以前の記事でも紹介したように内申点はさらに約1.82倍の重みを増すこととなります。(×1.82するとだいたい300点になります)
原則として各高校5:5で見ることになっています。
しかし沖縄県の「入学者選抜実施要項」には以下のように書かれています。
選抜は、調査書(第2号様式)及び学力検査等の成績を資料として行い、調査書(第2号様式)と学力検査等の成績との比重は、原則として5対5とする。ただし、高等学校長が特に必要と認める場合は、4対6から6対4の範囲内で教育長と協議して定める比重とすることができる。
(令和4年度沖縄県立高等学校全日制・定時制課程入学者選抜実施要項より抜粋。太字はベンガルによる)
校長先生が(もちろん校内での協議を経た上で)「必要だな」と考えているなら、その比重を変えても良いことになっています。
そして実際に比重を変えている高校があります。
高校によって変わるってことか!
あくまでも一部の高校だけど、変更してるところもあるガル
内申点と学力検査の比重が変更された高校のリストは以下の通り。
志望校があるかどうか確認してみてください。
「令和4年度高等学校入学者選抜に係る調査書と学力検査等の成績との比重の変更実施校一覧」より作成。その他の高校は5:5となっています。
どうでしょうか?志望校はありましたか?
ご覧の通り比重を変えた高校はすべて「学力検査」に重きがおかれています。
志望校がこの中に入っている場合には、緊張感をもって勉強を進めていくのが良いでしょう。
内申重視ってところはないのか⁈
今のところ出てきてなくて、学力検査重視の流れガル
学力検査が内申点より重みをもつと、どうなるのか?
答えはシンプルで他の高校に比べて試験の点数次第で合否が左右されやすいということです。
通知表の数字を良くして内申点を高くしておくことはとても大切ですし、受験を優位にすすめることができます。
しかし上記の高校では倍率が1.0倍を超え、内申点も高い受験生が多いのも事実。差がつかないこともあるでしょう。
学力検査の点数がに比重を置くと、当日の出来次第での逆転が起こりやすくなります。合格するにはしっかり試験で点数をとれるようにしなければなりません。
また大学入試を見据えた進学校が入っていることも特徴的です。
入学後の授業内容も見据えて「しっかり勉強して、しっかり試験の点数をとった生徒」に軍配をあげようとしているのです。
受験勉強をがんばって試験でとれる点数を高めていくことが合格の王道ということでしょう。
これを高校からの「しっかり勉強して来ーい!レベルアップしたあなたと一緒に勉強したいです!」というメッセージととらえて頑張ってください(´∀`)
そんな前向きになれないぞ…笑
志望校に入るために前向きにいくガル!笑
内申点のまとめ記事はこちら(´∀`)
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