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そこで止まってはいけない勉強法

テスト勉強を見ていると生徒の何気ない部分に目が止まります。

悪意はないし、一見がんばっているシーンなんですが、ここで止まるともったいないというところで止まってしまっているケースも多いものです。

教室で見つけられれば良いのですが、自宅学習などでもやっている可能性があります。

ここで紹介しておきますので、ぜひチェックしてみてください(´∀`)

目次

そこで止まってはいけない勉強法

写して丸つけ

問題集を解いていてわからない問題があった時にどうしますか?

調べたり、別のページを探したりしますよね。

それはそれでいいと思います。というか、そうするしかありません!

しかし、教科書やワークのまとめページを写して丸つけしている生徒が時々います。

「そりゃあ丸だろうがあああああああい!」と声をかけて回っています。笑

熱量や言い方はその時々で異なりますが、「そら、そやろ」ですね。

そりゃあ、そうですよね。(しつこい)

丸がつきます。何かしら見て書いたり、見て解いたりしたんですから丸になります。

でも、そこで止まってはいけません。

「わからないから写して書いた」だけでは覚えていないでしょうし、理解も甘い可能性があります。次の大事なステップに進まなければなりません。

答え直しをして終わり

問題を自力で解いてみたとしましょう。

丸つけをします。

間違っている問題には赤ペンで正答を書きます。

そして次の問題にうつります。

でも、ここで止まってはいけません。これだけで次の問題に進んではいけません。

解いただけでは賢くなっていません。丸つけをしただけではできるようになっていません。

あくまでも「解けるかどうか」をチェックしただけに過ぎません。ここで終わっていてはいけません。

解いたり写したりした、次のステップって何?

解説を読む・覚えなおす

必ず「解説を読む」ように、単語や暗記系の問題なら「覚え直す」も忘れずに

写して書いたり正答を書き写すだけでは、視界には入っても頭には入っていません。

頭の中にしっかり届けるために解説を読み、覚え直す作業をしましょう。勉強でもっとも時間がかかるのはこの部分です。頭へのインプットを丁寧に行いましょう。

もっと言えば、テストでは頭に入っているものを取り出す必要があります。

その頭の中の情報を取り出せるか確認するのが次の「もう一度解く」です。

もう一度解く

一度解いた問題でも何回も解き直すことが必要です。

頭の中に入っている情報がきちんと取り出せるか、紙の上に書き出せるかが大切です。

ですので、次にすべきことはシンプルで「もう一度解く」!

間違っていた問題を正解できるようになっているか。写した内容をしっかり理解できているか。

それを確認するためには「もう一度解く」しかありません。面倒に感じる場面もありますが、勉強の質を高めるための肝心な部分になってくるのでがんばりたいところです。

そこで止まってはいけない勉強法のまとめ

他のページから写して丸つけで終わってはいけません!
答え直しをして終わってはいけません!
解説を読む・覚えなおす作業を必ず入れてください。
仕上げとして「もう一度解く」を忘れずに!

できない問題をできるようにしていくためには、

  1. 自力で解く
  2. 間違える
  3. 解説を読む・調べる・覚える・質問する
  4. もう1回解いてみる

のサイクルを回す必要があります。

さっき書いたそこで止まってはいけない例は「もう1回解いてみる」が抜けてしまっているんです。

もう1回解くことが根付いていない生徒は案外多いものなので、しっかり体になじませていきましょう。

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