こんにちは!うるま市にあります学習塾ベンガルです!
本日は受験生とそのお家の方に向けて推薦入試についてお話したいと思います。
沖縄県の高校入試は大きく分けて2つあります。
- 一般入試
- 推薦入試
の2つ。
推薦入試は学力試験が免除され、「中学校の成績(おおむね通知表)」と「課外活動での実績」が評価の対象となります。
(球陽高校は推薦入試でも「適性検査(=学力テスト)」があります)
もちろん出席状況なども考慮されます。
自分って推薦出せるの?
うちの子って推薦だとどうなのかしら?と悩まれてる方もいるかと思います。
昨年の推薦入試での「実績ランク表」をもとにいくつかの傾向を見たいと思います。
こちらの記事では「うるま市から推薦入試を受ける子が多い高校」をピックアップしております。その他の高校で調べたい場合、高校のホームページでご確認ください。「高校入試情報」とかに載っていることが多いですよ。
2021年度の「実績ランク表」集めました
以下、実績ランク表を掲載していきます。
なお2022年度入試(2022年4月入学者)用は、まだ掲載されていません。最新版は各高校ホームページでご確認ください。
(11月〜12月頃に掲載されると思います)
具志川高校の「実績ランク表」
まずは具志川高校の「実績ランク表」です。

以下、スポーツと資格の抜粋です。
- スポーツA:地区大会ベスト4以上など
- スポーツB:地区大会ベスト8など
- スポーツC:地区ブロック大会ベスト4など
- 資格A:英検準2級以上、漢検2級以上など
- 資格B:珠算5段
- 資格C:英検3級、漢検準2級など
先日の記事でも紹介していますが、具志川高校は前年から大きな変更が行われています。
推薦入試が出しやすくなった反面、合格に近づくのが大変になった気もします。
コザ高校の「実績ランク表」
コザ高校の「実績ランク表」です。
前年からの大きな変更はありません。

以下、スポーツと資格の抜粋です。
- スポーツA:全国ベスト16以上、九州大会(1位・2井)
- スポーツB:県代表レベル(1位・2位)、県選抜メンバー
- スポーツC:県大会上位レベル(団体ベスト4)(個人ベスト8)
- 資格A:英検・数検2・漢検準1級以上、硬筆・毛筆検定1級
- 資格B:英検・数検2級、硬筆・毛筆検定準1級
- 資格C:英検・数検準2級、漢検2級、硬筆・毛筆検定2級
コザ高校はこの記事で取り上げている中でも際立っていて、はっきりと「スポーツから選考する」としていました。
コザ高校の推薦に大きな変更はありませんが、少しだけ資格面での実績が厳しくなりました。英検・漢検・数検を準1級とっている子はかなり少ないです。
今日とりあげている高校の中でも一番厳しい基準の高校と言えます。
普天間高校の「実績ランク表」
前年からの大きな変更はありません。

以下、スポーツ・文化と資格の抜粋です。
- スポーツ・文化Ⅰ:全国出場レベル、九州大会上位レベル
- スポーツ・文化Ⅱ:九州大会出場レベル
- スポーツ・文化Ⅲ:県大会上位レベル
- 資格Ⅰ:英検・数検・漢検準1級以上など
- 資格Ⅱ:英検・数検2級以上など
- 資格Ⅲ:英検・数検準2級、漢検2級以上など
前原高校の「実績ランク表」
前年からの大きな変更はありません。

以下、抜粋です。
- スポーツA:県大会ベスト4以上など
- スポーツB:県大会ベスト8以上、地区大会ベスト4以上など
- スポーツC:市町村大会優勝(1位)など
- 資格A:英検・数検・漢検準2級以上など
- 資格B:英検・数検・漢検3級以上
- 資格C:珠算・暗算5段など
球陽高校の「実績ランク表」
前年からの大きな変更はありません。

以下、抜粋です。
- スポーツA:全国大会・九州大会で上位入賞
- スポーツB:全国大会・九州大会に出場、県大会ベスト4
- スポーツC:県大会ベスト8以上など
- 資格A:英検・数検・漢検準1級
- 資格B:英検・数検・漢検2級
- 資格C:英検・数検・漢検準2など
学校別に「実績ランク表」を見てみると、それぞれの高校で求める特性があることがわかります。そちらを鑑みながら「自分にあった高校」を探してみてください。
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