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こんにちは!うるま市で開校予定の学習塾ベンガルです!
今日は次のニュースが流れてきました。
休校解除の足音も聞こえる中での報道に不思議に思った人もいるかもしれません。
今日はこの事を書いておきたいと思いますのでお付き合いください!
記事によればこう書かれています。
沖縄県や那覇市が県内民放各局のテレビ番組枠を活用した学習支援を検討していることが5日、分かった。休校中、家庭のインターネット環境によって学習に差が出ることをテレビ番組で補ったり、子どもたちの生活リズムを整えたりする狙いがある。放送日時や内容など具体的なことは未定。
上記「琉球新報」より引用
沖縄県と那覇市が中心となってテレビを使った学習支援を検討しているとのこと。
(沖縄県教育委員会ホームページ、那覇市教育委員会ホームページを確認しましたが、5月6日現在、記載はありません。公休日だからかもしれませんが)
放送局1社は18日から約1週間、平日午前の決まった時間帯に放送することを検討している。金城教育長は「可能な限り早めに実施できるよう、18日より前倒しできるかも含めて考えていきたい」と話した。
同記事より引用
とあるように、18日から約1週間、平日午前の放送を軸に検討しているようです。
民放各局は「お話があったのは事実だが、現時点で具体的に決まったことはない」などとコメントした。
同記事より引用
とも書かれており、具体的な決定は明らかになっていません。もしかすると破断になる可能性も十分にあります。
休校になって1カ月以上たちますので動きは遅いように感じますが、子ども達の学びのために具体的な策を相談していたことは一定の評価に値します。
もちろんテレビのない家庭はどうするかなどの検討課題はありますが、オンライン学習における「Wi-Fiない問題」「配信ツールどうするか問題」より断然実現しやすいように思います。
たとえば神奈川では横浜市教育委員会が4月で教える内容を、4月20日からGW期間中までテレビで放送しました。
時間帯も長く朝9時から午後4時まであったりするなど、本格的な放送になっているようです。
京都市なども同様で、テレビ放送するだけでなくYouTubeにも番組をアップし、視聴できなかった子ども達へも番組が届くようにしています。(YouTubeで検索しても探せませんでした…)
いずれも小学生から中学生まで、それぞれの内容を1チャンネルで放送したようで、もし実現したら沖縄県もこのモデルにならう形になるはずです。
課題は小学校から中学校までの9学年の内容を1枠で放送するということです。そうなると内容はかなり薄いものになりかねず、課題点は多いように思います (単純に一日9時間放送しても1学年1教科で1時間視聴のみ) 。苦肉の策ともいえますが、子ども達の学びのためになるものを模索している事がうかがわれます。
気になるのは、なぜ5月18日の週からなのか?という点です。さっき書きましたが、少しばかり遅い気がします。神奈川、京都から送れること1カ月。
しかも5月21日以降は県立学校、各小中学校の登校が始まる予定です。
5月21日以降一斉登校を開始するかと言えば、そうは思えません。
今のように感染者ゼロがずっと続けば、それもありえるかもしれませんが、分散登校で学年別にしたり、クラス別にするのが安全策と言えましょう。一斉登校で感染が再拡大すれば元も子もありませんから。
その時、学校に行ってる子とそうでない子が存在する状況が生まれます。「学んでる子」と「学んでない子」が出てくるのを避けるためにもテレビ放送での学びの機会を保障することが重要になってきます。
今回予定されている休校解除でコロナ休校が終わるわけではありません。
北海道が第二波に襲われたように、一度落ち着いた感染拡大に再度火が付くこともありえます。これからも散発的に休校になったり、学級閉鎖になるケースは十分にありえます!
学校単位での休校なのか、自治体単位かはわかりませんが、今後も断続的、局所的な休校は十分にありえる。
その場合を考えるとテレビで放送する手を試しておくのは悪くないかと思います。もっと踏み込んでぜひYouTubeなどにも映像をストックして今後役に立てることができるようにして欲しい!(そんなに踏み込んでないですけどね…)
以前書きましたが、カリキュラムの都合で休校延長できない、休校実施できないという状況が最も怖いことです。そうならないためにも公教育が何らかのフォローを用意しておくことが必要だと思います。
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