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こんにちは!うるま市にあります学習塾ベンガルです!
本日おきなわ県模試12月号の結果を中3生に返却しました(´∀`)
数字やグラフがたくさん並んでいますが、細かいところまでよ〜く見てくださいね。
渡した瞬間から食い入るように結果をながめていて、なかなか受験生になってきたように思います。
そこで本日は模試の見方に困っている生徒やお家の方へ模試でチェックしてほしい部分を紹介したいと思います。
どこを見ればよいのかわからないという場合に役立つ内容になっていますので、ご確認ください(´∀`)
合格判定のA、B、C…というアルファベットに目がいきがちですが、これはおまけです。
もちろん良い判定が出ていれば喜んで、悪い判定なら落ち込んでください。笑
ただここだけを見て模試のチェックを終えてしまうと改善点を探すのはむずかしいと思います。それでは模試をフル活用したとは言えません。
細かな部分まで見ていきたいところ。A、B、C はあくまでも参考程度にながめておきましょう。
合格可能性というのも気になるところだと思います。
たとえばA判定だと合格可能性が80%ほどになっていると思いますが、これは「80%=5人に4人」が受かるだろうという見込みラインです。
あくまでも5人に1人が落ちる可能性も含まれているので落ち着いてながめてほしい部分です。そこまで安心しきる受験生とも少ないとは思いますが…。
ちなみにこの数字が100%になることはありません。
あくまでも模試ですし、本番で何があるかわからないものなので。
おきなわ県模試の場合、偏差値・内申点相関表が載っています。
色が濃くなっている部分が合格可能性80%のゾーンです。
縦軸=内申点、横軸=偏差値。
偏差値というのは、ここでは点数だと思っておいてください。
内申点が上がれば上に移動し、偏差値がUPすれば右に移動していきます。
まず大切なのは内申点が下限ラインに達しているかどうか。達していない場合、苦しい受験になります。
内申点が達していそうなら=縦の高さが足りているなら、右に移動できるようにしていきましょう。
内申点の部分はおおかた決まってきています。中3のこの時期になるとなかなか変えられません。
となるとまだまだ伸ばせる「偏差値」という部分に着目です。そう、偏差値を上げなければ右に移動できないのです。
偏差値というのは「平均からどれぐらい離れているか」をポイントで示したもので「偏差値50」で「平均と同じ」になります。
偏差値52だと平均より2ポイント上、偏差値48だと平均より2ポイント下という風になります。偏差値1ポイントでだいたい5点〜7点と考えましょう(今回のおきなわ県模試2021年度12月号では4.67点アップで偏差値1アップ)
厳密にいうと偏差値は平均点やばらつきによって変わるので一概に何点とは言えません。あくまでもざっくりの目安です。
おきなわ県模試の場合、偏差値だけでなく志望校基準の得点もあわせて載っています。
偏差値というのはじぶんで出すことができないものです。標準偏差と平均点がわかれば出せますけど、面倒です。
勉強する上では偏差値でなく、得点を意識するのがよいでしょう。志望校基準との差に書かれている数字をチェックしてください。
この志望校基準の値は「今回の模試での基準」です。「12月のこのタイミング」で「今回の模試ならこれぐらい」ということ。けして本番での合格基準点ではありません。
あと何点足りませんか?あと何点上回りたいですか?
じっくり見て考えてみましょう。
偏差値で考える場合は「足りない偏差値×5点」がアップするべき得点になります。(偏差値を2上げたい場合、2×5=10点アップが必要という風に考える)
本日は模試の結果シートの見方を紹介しました。チェックする手助けになったでしょうか。
模試は受けて終わりなものではなく、返ってきからがはじまりです。
結果を見直し、差を把握して埋める作業を進めてこそ受けた価値が何倍にも高まっていきます。
残り時間が限られてくる中で時間の価値を高めていくことが大切です。その一つとして模試の結果をチェックしてみましょう。そして模試の復習に進んでいってください。
合格基準値との差を埋めて(もしくは離して)いきましょう(´∀`)
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