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こんにちは。うるま市にある学習塾ベンガルです。
沖縄県の高校入試には内申点の制度があり、中1〜中3までの各学年の総合評価が合否判定に用いられます。
その中で内申点は1点以上の重みをもつものと捉えることができます。
1点は1点だろう
じつはカラクリがあってね
この記事では内申点の重みづけについて解説していきます。
受験生はもちろん、中1・中2といった早い時期からの高校受験対策を意識する人にもぜひ読んでほしい内容になっています!たぶん!
沖縄県高校入試では通知表が得点化されて入試に用いられます。
通知表を得点化したものを内申点と呼びます。
中1〜中3まですべての学年での総合評価を点数とします。
(総合評価は学年末にもらう通知表に載っています!)
英数国理社はそのまま合計し、技能教科(技術家庭、保健体育、音楽、美術)は1.5倍して合計します。
沖縄県の高校入試では内申点と学力検査の比重は「原則5:5」となっています。
つまり、内申点と入試当日は同じボリュームで見ながら合否を決めるということになっています。
一部の高校では内申点と学力検査の比重が変更されています(リンク先参照)
内申点は1学年55点。中1〜中3までの合計で165点満点です。
沖縄県高校入試の学力検査は1科目60点×5の合計300点です。
そうなると、ちょっと変ですよね?
165と300だからな
同じじゃないガル
原則5:5なので、同じボリュームになるはずなんです。
しかし、165点と300点は同じボリュームではありません。
内申165点は同じボリュームになるように重みづけされていると考えることができるんです。
では、165点を300点と同じボリュームにするにはどうすればいいのか。
計算して求めてみると
300÷165=1.81818182
なので
内申点を1.81818182倍すると300点に換算することができます!
わかりにくいな
そうだな…
ざっくりいきましょう!
ざっくり1.8倍です。内申1点は1.8倍の重みをもったものと考えましょう。
内申1点は入試1.8点に相当するということになります。
これを知ったとして「だから何なの?」という感じだと思います。
実際に僕も最初はそうでした。笑
そういう仕組みなんだなあぐらいしか思えないというか。
でも、実際に内申点をアップして入試に役立った生徒たちを見ているとこう思うようになりました。
国語と数学の通知表が合計2上がった生徒
→入試点で3点UP。数学の完全記述の証明問題を完答したみたいなものじゃん!
音楽と美術で通知表が合計2上がった生徒
→技能教科1.5倍ボーナスが入るから入試点で5点UPか。模試偏差値で1上げたみたいなものじゃん!
こういう感じです。
何気なくみえる通知表アップですが、1.8点のパワーをもっているで見え方も変わってくると思います。
学校での評価がしっかりと入試につながってくる話として覚えておいてほしいと思います。
受験生だけでなく、中1・中2の頃からしっかり意識してほしい部分です。
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