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テスト前勉強会「虎視眈々」では勉強法についてのお話をしています。
「かける時間と得られる効果」についてこの記事で紹介しておきましょう。
経済学の考え方で「限界効用逓減(ていげん)の法則」というものがあります。
簡単にいえば「コストに見合った効果を得るのが難しくなってくる」というものです。
勉強に置き換えていえば、「時間数に対して点数アップしにくくなる」ということです。
60点と80点と100点を例に考えてみます。下の図を見てみてください。
時間と効果の関係は、直線ではなく曲線になります。
60点までは比較的効果が得やすく5時間ほどで到達しますが、次の80点に到達するのに12時間ぐらいかかります(時間数はあくまでも例。)
10時間で60点と20時間で80点と考えると、点数アップにかかる時間が変わってくることがわかります。
たとえば、60から80点に上げるのにかかる時間は7時間。
80点から100点に上げるのには18時間かかっています。
同じ20点アップでもかかる時間が変わってくるということです。
はっきり言ってしまえば、成長の傾きは鈍くなります。
最初はメキメキと成長しますが、次第に成長スピードは落ちていきます。
この傾きの鈍りを頭にいれて時間を使っていきましょう。高得点を狙うなら圧倒的に時間をかけた準備が必要です。
もちろん個人差のある話ですが、いろいろな事に当てはまるので覚えておいて損はありません。
限られた時間の中で勉強するのがテスト勉強。短期決戦そのものです。残り時間を考えながら勉強すべき教科を決めていく視点を持ちましょう。
高得点の壁をこえるために用意した時間は十分ですか?
平均点の壁をよじ登るために時間をつかうべき教科は何ですか?
時間効率を考えてコントロールする姿勢を持てるとよいですね(´∀`)
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