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こんにちは!うるま市にあります学習塾ベンガルです!
新入学の時期となりました。
この春から新しく小学校に入学する1年生の保護者様、おめでとうございます(´∀`)
新型コロナによる休校などでなかなか落ち着かない状況ではありますが、この春から学びがスタートしていきます。
僕にもむすめがいて、下の子はこの春で2年生になります。
きょうは小学校低学年の保護者様のお役に立つであろう1冊を紹介します。
僕もむすめとの関わりの中に取り入れたものがたくさんある素敵な本なので、きっとお役に立つ一冊だと思います。
低学年で取り組んでおきたいこととして「読書習慣」があります。
本を読むと語彙力(言葉の力)がつき、知識の吸収力や好奇心が格段にアップします。
空想の世界にどっぷり浸かることも大切なことです。
学校での朝読書などの取り組みは、あくまでも補助的なもの。やっぱり読書はお家で時間を気にせず読んでほしいところ。
まずは本を読むことからはじめてみましょう。
この本では「この時期は勉強=読書と考えていい」と言い切ってさえいます。
本書のタイトルに、「本当にさせたい勉強」とありますが、読書こそ本当にさせたい「勉強」です。
『小学校3最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』中根克明(すばる舎/2016)
子どもたちは親から言葉を学ぶことが多いものです。
だとすれば読書だけでなく、親子の会話の中でも工夫を試みるのも一つの手でしょう。
子供と対話をするとき、次のように意識的に言葉遣いを変えてみましょう。
・ちょっと難しめの言葉も入れる
・短い文ではなく、長い文で話す・単文よりも、複文や重文で話す
同書47ページ
たとえば「ベンガルちゃん、あれ取って」でなく、
「ベンガルちゃん、テレビの横のティッシュを取って」
「ベンガルちゃん、先週カインズで買った詰め替え用の白い洗剤の袋を取って」のように、
いくつかの文章が重ねて話すイメージです。
短い文をたくさん話すのではなく、長い文で話してあげることで言葉の力を育てるアプローチを試してみましょう。実際にやってみていますが、取りいれやすくておすすめです。
学校からは宿題が出ます。むすめたちも先生が作ってくれた宿題の見本?のようなもので宿題をしています。
でも、それらは全員一律で出されるもので、機械的な作業になっていることもしばしば。
本人とわが家の取り組み次第だと思いますが、一応、市販のドリルを買ってきてやってもらっています。
ドキッとする部分を引用しておきましょう。
また、この宿題中心の勉強が続けられるのは低学年のうちまでです。
学年が上がり勉強の内容が複雑になると、ある分野はよくできるが、別の分野はあまりできないという個人差が出てきます。そうなると、学校側では一律の宿題は出しにくいので、勉強は家庭に任せるようになっていきます。
すると、それまで宿題に頼って勉強していた家庭では、家庭学習のノウハウの蓄積ないため、何をどう勉強したらいいかわからなくなってしまうのです。
同書115ページ
低学年のうちは勉強の遅れも目立たず、そこまで追加での勉強の必要は感じないかもしれません。
でも、高学年になった時の自宅学習を考えると「慣れ」や「ノウハウの蓄積」のために、取りいれておいた方がよいでしょう。
市販のうすい教材でOK。学研やくもんのドリルなどが書店に並んでいるやつで十分です。
だからといって自宅学習の課題をたくさん与えるのは考えものです。
低学年の勉強は基本的に丸がつくものです。宿題などをやらせてみても丸がほとんどのものばかり。
難問にチャレンジするまでもなく、一定のレベルをそれなりにできる程度でよいと思います。
なにより「慣れ」や「ノウハウの蓄積」のためにやっている部分があって、勉強の習慣がつくことが第一なわけです。
与えすぎて嫌がらせてしまっては元も子もありません。どれぐらいの量が良いかはその子次第なので、うまく調整してあげてください。
家庭学習の目的は、自分でする勉強の習慣作りです。だから、勉強の量は楽にできるぐらいに抑えておくことです。計算と漢字書き取りのドリルをそれぞれ1ページずつなど、すぐに終わる量でいいのです。
同書120ページ
わが家は僕が与えすぎていてなかなか終わっていません。反省しています…ε-(´∀`; )
学研のドリルを「一通り」買ってきてるんですが、上の子は比較的にスムーズに進み、下の子は進んでいません。はっきり言って子どもによります。一通り(というかほぼ全て)というのは、おすすめしません。
最初のうちは読むのが苦手な子も多いものです。
読むこと自体が苦手だと、本を好きになるのは難しいもの。読み進めるのに一苦労。内容をつかむのにまた苦労するという状態では楽しめません。
読む力がないうちは、本を読む楽しさは味わえません。
読む力を少しずつ伸ばしながら、本の楽しさも味わえる素敵な方法も紹介されています。
まだ読む力がない子にとっては、簡単な絵本であっても、「この1冊をすべて読みなさい」というのはハードルが高いものです。
そこで、「◯ページまで自分で読んだら、続きは読んであげる」と言います。
最初は1ページでかまいません。慣れてきたなと思ったら、少しずつ増やしてみます。
同書63ページ
「このページをお母さんが読んだら、次のページを読んでね」と、親子で交互に読んでいくのも、ゲームのようで子供が誘いに乗りこみやすくなります。
同書63ページ
どうでしょう。おもしろい読み方ですよね。読むのが苦手という場合は試してみることをおすすめします。
本書では他にも
「説明文」を読むと頭が良くなる
「道具」を使いこなして遊びを充実させる
「できたところ」をとにかく褒める
自然の中でどっぷり満喫したい「採集体験」
おすすめ本合計52冊
など日々の子どもとの関わりのヒントが満載!
何を隠そう、安東家が昨年「釣り」にチャレンジしはじめたのも同書の影響が大きいです!笑
人それぞれ子育て論がありますが、わが家にぴったりの内容だったのでこちらで紹介してみました(´∀`)
誰かのお役に立てれば幸いです。
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