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【保護者向け】ごほうびは「結果」が出る前に!

こんにちは!うるま市で開校した学習塾ベンガルです!

さて先週で高江洲中や在籍する生徒の中学で定期テストが終了しました。

ベンガルマン

おつかれさまガル!

初めてのテスト前猛烈学習会で慣れないながらも30時間以上(中には40時間超えの生徒も!)がんばった生徒たち。そしてお家の方もお疲れ様でした。

良い感じで勉強会を終えられたのも皆さんのおかげです。

今回のテストの結果は今週から順次もらえると思います。席次は来週以降でしょうか。

さて先日このようなメッセージを公式LINEにて発信いたしました。(内部生向けのもの)

元ベンガル

ん?ごほうびが出る前に?

そうですね。

もしかしたら「結果が出る前に」という部分が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

ここに僕なりの考え方があるので少しお話させていただきます。

元ベンガル

これは長いな?

ベンガルマン

長いかも!笑

目次

ごほうびは「結果」が出る前に!

ごほうびをあげる場面があるかもしれません

もしかすると、テストが終わってごほうびをあげる場面があるかもしれません。

頑張ったから何かしあてあげたいと思うのはお家の方として自然なことだと思います。

普通に子どもががんばっていたら感動するものです。

ベンガルマン

僕も娘にごほうびをあげたりします

僕なりに「ごほうび」について、気をつかっていることを紹介したいと思います。

ごほうびを「結果」とひもづけない

それは、ごほうびを「結果」とひもづけないことです。

たとえば「なわとび100回できたら、ジュース買ってあげる」みたいな感じにはしません。

今日泣きそうになりながら100回できてましたけど、何もあげないし、何も欲しいと言ってきません。

できてもできなくても僕の中で感動しちゃうと、勝手にごほうびをあげることがあります。結果は関係ありません。

元ベンガル

なわとびは感動しないのか?笑

普段から「褒美で釣る」、信長スタイルではないので、娘も「ほうびをくれ!ほうびを!」とも言いません。(まだ小さいですからね。これから言うかもしれません)

そもそもごほうびをあげるのは…

そもそもごほうびをあげるのはなぜでしょう?

がんばったから

良い点数だったから

いろいろあると思いますが、「次もがんばってもらいたいから」ではないですか?

もっと言えば「がんばってる姿を見てて私も嬉しかった!」からではないですか?

ごほうびをあげる時には「次どうなるか?」という発想はすごく大事ですよね。

最悪の場合「ごほうびのために今回は頑張ったけど、欲しいものGETしたから次はいいや」とか「次はもっとすごいごほうびを用意しなければならなくなる」という地獄もありえます。

「次もがんばってね」「がんばってくれて嬉しい」というメッセージでごほうびをあげるなら、「結果」とひもづける必要はありません。

「やる気を引き出すため」とか「勉強させるため」とかいう不純な考えを捨てて、あげちゃえば良いのです。「いや〜良いもの見せてくれてありがとう」ってな感じで。

「ごほうびで釣ってやる気を出させる」、いわゆる「モチベーションのレッドブル」的な感じでごほうびを使うのはおすすめしません。

余計にやる気をなくしますし、「勉強ってつまんない」っていう気持ちを強めることになります。だって面白いことならわざわざ「ごほうび」出しませんからね。

だから結果と関係なく、お家の人の気持ちがホワホワしちゃったら、何かあげれば良いと思います。

この記事は下の本を参考にしていて、研究によると「ごほうびはやる気を失わせる」そうです…ε-(´∀`; )
結果重視のあまり「あきらめ」や「ズル」を助長し、「課題そのものの喜び」を失わせ、「視野が狭くなり」「緊張により逆に成果が出なくなる」とされています。
唯一やる気をそがないのが「予期せぬプレゼント」。つまり、いきなりあげちゃうってこと。

ごほうびをあげるなら「結果」が出る前!

本当にがんばった場合、お家の方から見てもその「充実感」が見てとれますよね。

その「充実感」と「がんばり」こそ、嬉しいものです。極端にいえば「がんばってくれたらそれでいい」という心境ですらありますよね。頑張ってる姿みるとキュンキュンしちゃうのがお家の方というもの。

僕自身もそうです。見ていて感動したり、嬉しくなるのは「結果」ではなく、がんばっている「過程」そのものじゃないでしょうか。

結果は本人が純粋に楽しむ(悔しむ)ものだと思います。

何もあげなくても「結果」に喜んだり、悔しがったりするものです、30〜40時間勉強すると。

元ベンガル

つまり「にごる」と

ベンガルマン

そう、にごる

結果は時に残酷なものです。がんばっても点数上がらないことなんていくらでもあります。

するとね、生徒ってさびしくなっちゃうもんなんですよ。

「な〜んだ、あんだけがんばったのに、所詮こんなもんか〜」とか「どうせ出来ないからもういいや〜」みたいに。

だからごほうびをあげるなら「結果」が出る前が良い。結果とは別のところで「がんばったことそのもの」を喜んであげる。

喜んでないなら、キッパリと何もしない!

そもそもごほうびをあげる義務もない!

勉強は子どものタスク、親とは関係ない!笑

(実際、そういうお家ほど子どもが勉強を勝手にしたりしてます)

かけひきの道具でなく、ねぎらいの気持ちとして

かけひきの道具としてでなく、ねぎらいの気持ちとして「ごほうび」をあげましょう。

「やる気を引き出すため」とか「勉強させるため」とか、不純な気持ちを一旦脇に置いておいて「がんばってくれて嬉しいから何かしてあげる」という風にすれば良いと思います。

「あなたのがんばりが嬉しいのよ!全身の毛穴が開くぐらい嬉しかったのよ!」と伝えるためにごほうびを使ってあげて欲しいと思います。

結果が出て白黒はっきりつく前に食事にでも連れていってあげて「今回、こんなにがんばってくれてあたしゃ幸せだよ」と伝えることが一番だと思います。

元ベンガル

なぜいきなりまる子風…

ということで今日はここまで。本日もお読みいただきありがとうございました。

元ベンガル

最後に聞くけどさ

元ベンガル

娘がごほうびくれって言ったらどうすんの?

ベンガルマン

あげたくなくなるので断ると思います!笑

ベンガルマン

自分の行為でかけ引きする子どもになってほしくありませんから…

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