沖縄県高校入試がよくわかるページ

特色選抜について

こんにちは。沖縄県うるま市の学習塾ベンガルです。

新しい高校入試制度「特色選抜」がついにスタートします。

その詳報を待って2年が経ちました。

手に入っているのは記事中の資料のみ。詳しい情報はまったく入ってきていません…

しかし、もう時間はありません。

てことで、これまでの推薦入試との違いを現時点でわかっている範囲内でお伝えします!

これから受験を控える中学生とその保護者の皆さんに役立つ!

と思う!

なので!

読んで!

くれよな!

目次

特色選抜とは

特色選抜制度は、生徒の特性や個性を重視しながら、学力検査もあわせて評価する新しい入試制度です。

出願方法や選抜方式が大きく変わり、より多様な生徒が自分の強みを活かして高校に進学できるようになります。

これまでの推薦入試とこれからの特色選抜の比較表は以下の通りです。

推薦入試(これまで)特色選抜(これから)
学力検査なし学力検査あり
面接あり面接あり
学校を通じて出願受験生個人で出願
書類は紙でネットで出願
募集は普通科20%、専門学科30〜50%募集は普通科20%以内、専門学科40%以内

目玉は「学力検査あり」「受験生個人で出願」「ネット利用での出願」あたりでしょうか。

なぜ特色選抜に変わるの?

特色選抜は、従来の推薦入試を見直し、より多くの生徒が自己アピールの機会を得られるように設計されています。

なぜこのような変更になったのかが気になるところです。

沖縄県教育委員会のウェブサイトにあった資料によると、このように説明されています。

  • 今の推薦入試は、早期合格の手段としての傾向が強い
  • 推薦合格者の一部に勉強のやる気の低下が見られ、学力定着に難がある
  • 中学校によって推薦基準が異なる

要するに

はやく受かりたいだけじゃねえか!
受かったら勉強しねえじゃねえか!
てか、中学によって基準ちがうじゃねえか!

ということでしょう。

これらには学校の先生方も頭を抱えてきた歴史があります。

具体的にどう変わる?

受験生が自分で出願する

これまでの推薦入試では中学校長の推薦が必要でしたが、これからは受験生本人が直接出願します。

より多くの生徒がチャレンジできるようになり、受験生の多様性が増す新しい制度です。

中学校ごとに異なった推薦基準による不公平感がなくなります。

学力検査あり

これまでの推薦入試では一学力検査を受ける必要は原則ありませんでしたが、これからの特色検査では全員が学力検査を受け、合否の判定に用いられます。

最後まで勉強する必要があるため、これまでの「勉強しなくなる問題」が解決します。

この変革の一番の目玉は「学力検査あり」の部分だと思います。仕組み的に勉強せざるを得なくしたということですね。

ベンガル的には「それはそう」という感じの変更なのですが、「いらんことしよって」という受験生の声が聞こえてきそうです!笑

でも、最終的に勉強して得をするのは、本人です。そこは、がんばって。

ICTの活用

出願システムや採点業務にインターネットやデータを活用するICTが用いられます。

自宅からインターネットを通じて出願し、学力検査の結果データの受け渡しもインターネット上で行われると思われます。

求める生徒像の明示

個性や実績という受験生のもつ特色にフォーカスした選抜にするために各高校は「求める生徒像」を明確に示すことになります。アドミッションポリシーと呼ばれるものです。

これからは「求める生徒像(アドミッションポリシー)」を基準に受験生を選抜することとなります。

たとえば球陽高校のアドミッションポリシーは、以下のように示されています。

①自ら学び、深く考え、ともに高め合う知性・創造性に富む生徒
②豊かな人間性と高い志を有し、自己の目標に向かって努力する生徒
③未来を切り拓く強い意志を有し、社会に貢献できる生徒

上記にあてはまる活動や実績、アピールができる受験生が合格に近くなります。

すでに各高校のアドミッションポリシーが発表されているので確認しておくことをおすすめします。

まとめ

特色選抜制度は、生徒の特性や個性を重視しながら、学力もしっかりと評価する新しい入試制度です。

学力検査あり
受験生個人で出願
ICT利用
アドミッション・ポリシーの明示

といった変更点があります。

個人で出願し学力検査まで含めて合否が決まることで、公平でオープンな入試になると思います。

より多様な生徒が自分の強みを活かして高校に進学できるようになることを願っています。

受験を控える中学生とその保護者の皆さんには、この新しい制度を理解し、しっかりと対策を進めていただければと思います(´∀`)

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入試の仕組みから勉強法まで

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