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中3生の進路面談後のLINEにてこのようなお声をいただきました。
男女別での合格定員はありますか?
たしかに!面談や高校入試セミナーなどでお話していなかったところ。
答えはズバリ「ありません」!
沖縄県の高校入試では男女別での合格数は決まっておらず、内申点、入試点、面接などで総合的に合否が決まります。
球陽中、開邦中、与勝緑が丘中などでは男女同数が原則となっているため、男女別での倍率の差が話題になったりします。おそらくそのイメージでのご質問ではないかと推測しています。
しかし、男女がどれぐらいの割合で合格しているのか気になる人もいるかもしれません。
「なるほど、これは注意しないといけないな」というポイントも思い当たったので、以下の内容を公開することにしてみました。
今後の参考のために調べてみたのでご確認ください。
普通科高校に絞って調べてみました。ちなみに実業高校では男女比は偏っていることが多いです。
「学校要覧」を基にその年の2022年度の在籍人数でカウント。ベンガルにてグラフを作成。学校要覧にて在籍数の部分が確認できる高校のみ掲載しています。
確認した普通科高校では女子の人数の方が多いことがわかりました。
くり返しますが、これは結果としてそうなっているだけのことで男女別での合否枠はありません。
実業校では男子の割合が高いところもあるので、普通科高校は女子の比率が高くなりやすいのではないかと思います。
ここで注意したいのは「自分のまわりでよく聞く(聞かない)」こと。
あるあるなんですが、「周りにいないから、倍率が低い」と判断してしまう生徒は多いものです。最悪の場合、「倍率低そう!ラクショー!」で手抜きに至ることもあるかもしれません。そうならないことを切に願いますが。
実際に「周りにだれもいないから、今年倍率低いと思います!」と言っている生徒を見かけたこともあります。
男子は男子の友人の話が、女子は女子の友人の話が耳に入ることが多いと思います。だいたいの話ですが。
情報の偏りが生まれやすいとも言えます。上記に挙げた普通科高校の場合、女子は周りに志望している人が多く、男子は志望している人が多い感じになることも想像できます。
「周りに多いから倍率が高そう」も「周りにいないから倍率が低そう」も周囲だけからは直接には判断できない。というか、むしろ判断を誤るケースもあるので、志望校は自分の希望をベースにして選びましょう。
倍率に左右されないほどしっかり準備を重ねていくのが大切です。志望校合格に向けて勉強を続けてくださいね。
それでは本日はこれにて。お読みいただきありがとうございました。
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