沖縄県高校入試がよくわかるページ

通知表を上げるのには時間がかかる

新年度に入り、新たなスタートを切っています。

高校入試を見据えて勉強をがんばっていく中で気になるのは通知表の評価。

沖縄県の高校入試では中1〜中3の内申点を集計して点数化する制度があります。

通知表の評価を上げていくことがそのまま合格可能性を高めることにつながります。

しかし、この通知表を上げるのが大変なもので、時間がかかるんです。

目次

なぜ通知表を上げるのは時間がかかるのか?

なぜ時間がかかるのか?

それらをすこし考えてみましょう。

定期テストの結果だけではない

まず通知表は定期テストの結果だけで決まるものではないということが挙げられます。

定期テストの勉強を一生懸命やってテストの点数を上げた。

これはこれで良いことです。

しかし、通知表は

単元テスト
提出物
授業内のプリント
感想シートなど
授業への参加度合
授業態度

などいろいろな評価が合わさっているものです。

これらをすこしずつ改善していくのには時間がかかります。

「期末テストの点数が上がったから大丈夫」というわけではないので、注意が必要です。

年間での総合評価を上げる必要がある

また高校入試で用いるのは学年終了時の「総合評価」です。

つまり、上がっていく前の評価も含まれるため上がりにくくなっていきます。

たとえば

1学期=2
2学期=3
3学期=4

という評価だった場合、おそらく総合評価では3となるでしょう。

低かった時のものも含めて「総合」なので、パパッと上がるものではなく、時間がかかってしまうんです。

定期テストは短期戦、通知表は長期戦

定期テストは3週間の短期決戦といえる部分がありますが、通知表は学校生活の多くが含まれている長期戦です。

一気に集中してがんばるだけでなく、良い習慣をつづけていくことが求められます。

油断したり手を抜いてしまうことがあるものなんです。

時間がかかる理由というより、時間がかかることによる上げにくさと言えましょう。

そうやって良い習慣をキープしていくにはある程度の時間が必要であることは言うまでもありません。

良い習慣をつづける

通知表を上げるのには、時間がかかることがおわかりいただけたでしょうか。

低かった頃のものも含まれるし、油断もするし、習慣の改善には時間がかかります。

でも、高校入試に向けてがんばっていこうと思うのなら、

良い習慣を増やすこと
良い習慣を続けること

を大切にしてください。

少しずつ増やしてコツコツと続けましょう。

ベンガル生の中にも定期テストで100点以上上がったのに、提出物を出していなかったため学期の通知表が下がっていた生徒がいました(当然です。笑)

そこから考え直して提出物を出すようにし、その科目の評価は「2」上がっていました。

1年かかっていましたが、良いことを増やして続けてきたからこそのアップです。続けなかったら点数だけ伸びて評価は下がっていたことでしょう。

新学期がはじまります。

自分のためにすこしずつ頑張っていってください。

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