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【高校入試】過去問は大問ごとに解こう

こんにちは!うるま市にあります学習塾ベンガルです!

受験勉強では過去の入試問題を解くことがあります。特に自習の時に解く人も多いでしょう。

過去問には2つの向き合い方があります。「力を試す」解き方と「力をつける」解き方です。

それぞれ異なる解き方になりますが、きょうは受験生とそのお家の方に、力をつける過去問の解き方を提案したいと思います。

目次

過去問は大問ごとに解いて力をつける!

大問ごとに解く

大問ごとに年度をまたいで解くのをおすすめしています。

「力を試す」には1年分を制限時間内に解くのがよいでしょう。でも「力をつける」には問題を選んで集中的に解くことがおすすめです。

たとえば沖縄県の高校入試なら数学の第1問は計算問題ときまっています。

2020年の「第1問を解いて丸つけ→解説読み込み→やり直し」、2019年にうつって「第1問を解いて丸つけ→解説読み込み→やり直し」(以下つづく)

このように大問ごとに年度をまたいで解いていくと、集中的に知識・スキルが身につきます。

模試を大問ごとにまとめて解くイメージ図

解き方も何度も復習していくので身につきやすい。よいことしかありません。ぜひ試してみてください。

最低でも2周する

何周するかは正答率次第ですが、最低でも2周はやっておきましょう。

1周目より2周目の方が丸が多くなっていますか?できるようになっていますか?同じ問題を解くので、できるようになっていないと変ですよね。

じぶんではできるようになったと思っていても、案外できないままのことも多いもの。

力を固める意味でも、2周以上は取り組みましょう。

解説をしっかり読む・理解する

解説をしっかり読んで理解しましょう。

解説を読むなんて当たり前のことのように思いますが、多くの中学生は丸つけで満足してしまいます。

こんなにもったいないことはありません。テキストを捨ててるようなものだと思います。

「あ〜②だと思ったけど、③だったか〜」で終わってはいけません。なぜ②でないのか?なぜ③なのか?

そういうことが解説に書いてあります。そこをしっかりと理解できるようにしましょう。

理解してるかのセルフチェックには「じぶんでじぶんに説明できるか?」を確認することで、理解度がはかれます。

解説を見ないでも説明できるかを試す図

時間やエネルギーに余裕があれば、正解した問題の解説まで読みこみましょう。

元ベンガル

正解した問題も?

ベンガルマン

時間がゆるせば、やるべきです!

解説を読むことで復習になるので、力がさらに定着しますし、類似問題への対応もしやすくなります。(特に理科・社会の解説は宝の山です)

2周目に入ると「ただ答えを覚えているから正解する」ということがあります。

そこは自分の中でたしかめながら進めましょう。

その場合も「じぶんでじぶんに説明できるか」でセルフチェックできます。

同じ問題は出ない、でも関係する問題は出る

過去問は「すでに出た問題」なので、これから受ける入試には出ません。「出るか出ないか」の観点からいえば、やるだけ無駄です。出ない可能性が高いですから。

なので過去問を「力だめし」以上に活用しようとなると、解説に書いてあることの方が大切です。

出題されたものに関係する内容をしっかりおさえておくことが大切です。関係する内容からの出題は意外と多いものです。

しっかり解説を読み込むようにしましょう。

この記事を書いている現在、受験まで「のこり2週間」です。

時間を有効につかうために大問を絞って勉強するのも一つの手。伸ばしたい部分だけを絞ってやってみるのもおすすめです。

まとめ

  • 大問ごとに解いていく
  • 間違った問題は、解説を読んで理解する
  • 時間とエネルギーに余裕があれば、当たった問題も復習をする
  • 最低でも2周以上する
  • 「じぶんで説明できるか」をチェックする
  • 問題そのものよりも、解説を重視する

本日はここまで。受験生のお役に立てますように。お読みいただいありがとうございました。

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