沖縄県高校入試がよくわかるページ

前原高校と具志川商業の「特別枠」新設について

こんにちは!うるま市江洲にあります学習塾ベンガルです!

前回の記事で沖縄県高校入試の推薦入試における「特別枠」について解説しました。

そこで気になったのが前原高校(英語コース)と具志川商業(全学科)です。

元ベンガル

なんで?

ベンガルマン

というのも…

この2校は今年から新たに「特別枠」を新設している高校(学科)なんです!

特別枠での合格者が出ると、一般入試での募集定員がすこし減ることになります。

一般入試を受験する人にとっても知っておきたいところだと思いますので、わかりやすくまとめておきたいと思います。

目次

特別枠とは?

沖縄県の高校入試には推薦入試があります。

推薦入試の合格者の割合は普通科高校の場合、入学定員の20%以内と決まっています。

ただし「特別枠」が設定できるようになっており、「学校が求める生徒像を満たす生徒は、20%枠をオーバーして合格者を出してもいいよ!」ということです。

その特別枠を新たに設置したのが前原高校の英語コースと具志川商業の全学科なんです。

前原高校の文理コースと総合スポーツコースは、すでに特別枠が設定されています。

特別枠の設定で一般入試の定員は減る⁈

推薦入試定員の20%に特別枠5%を加えると、25%が推薦入学となります。

特別枠の5%の分、一般入試の募集定員は減ります。

入学者の全体数は変えられないので、一般入試の部分を減らす形となってしまいます。

今回から特別枠が新設される前原高校(英語コース)と具志川商業(全学科)では、一般入試の募集定員が減ってしまう可能性があると言えます。

前原(英語コース)と具志川商業の推薦倍率

実際に過去5年間の推薦入試の倍率と合格者数を見てみましょう。

推薦倍率が1.0倍をこえると特別枠での合格が出て、一般入試での定員が減ります。

元ベンガル

1.0倍をこえなければ?

ベンガルマン

逆に一般入試の募集定員が増えるガル

前原高校(英語コース)

2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
推薦定員88888
倍率0.881.631.381.001.00
合格者78888

具志川商業(リゾート観光)

2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
推薦定員1212121212
倍率0.250.580.750.420.58
合格者37957

具志川商業(オフィスビジネス)

2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
推薦定員1212121212
倍率1.081.251.421.080.75
合格者131414139

具志川商業(ビジネスマルチメディア)

2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
推薦定員1212121212
倍率0.170.330.670.500.42
合格者24865

具志川商業(情報システム)

2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
推薦定員2424242424
倍率0.210.250.130.630.42
合格者5631510

推薦倍率が1.0倍をこえていなければ一般入試の定員は減らない

推薦倍率が1.0倍をこえる場合は、特別枠での合格者が出て一般入試の定員減となります。

上の表を見てみると

前原高校 英語コース
具志川商業 オフィスビジネス科

この2つの学科が1.0倍をこえることがあります。

これらの学科については、一般入試での定員減となることを念頭に受験勉強に励むことが良いと思います。

特に具志川商業のオフィスビジネス科は例年1.0倍をこえる人気学科です。よく準備して受験を迎えるようにしましょう。

この記事では前原高校の英語コースと具志川商業の特別枠の新設について紹介してきました。

一般入試にも影響の出そうな学科もあります。

一般入試を考えている人も推薦倍率を気にしてみてくださいね(´∀`)

この記事がどこかの受験生の役に立つことを願っています。お読みいただきありがとうございました。

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