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比べないという幸福

日曜は娘たちのピアノの発表会に行ってきました。

去年は僕は行けなかったので、初めての参加(´∀`)

どんな感じだろ〜とソワソワしているうちに演奏がスタートしました。

一人ひとり短い間ではありますが、舞台に上がって演奏して帰っていきます。

その子のレベルに応じた選曲になっているようで、間違えちゃったり最初から弾きなおしたり。お辞儀がたどたどしかったりするのも良いですね。

真剣な顔で、不安を抱えながら、それでも舞台に立つ。

演奏が終わって、拍手をもらって、舞台から下がる。

ただそれだけの、贅沢で豊かな時間。

受験に携わっていると、どうしても順位や勝ち負けの話がでてきます。

そういうことに捉われないように仕事をしているつもりですが、やっぱりそれはある。

そして競争を利用することで能力を伸ばしていくこともある。

競争は利用するものであって、けして競争にのまれてしまってはいけません。

本来、誰が上で誰が下かなんて、どうでも良いことなんです。

誰が勝って誰が負けたかなんてマジでどうでもいいことです。

親子の中では特に。

娘を誰かを比べたりしちゃうもんなんですが、「比べることを脇によけておく」ぐらいでちょうど良いんじゃないかと思って娘と接しています。

親が子どもに与えられる最高の武器ってのは「愛されてる感じ」と「帰る場所があるという安心」ですからね。

子育ての中には、比べないという幸福があると思う。

演奏した子どもたち、みんなどこか誇らしげでホッとした様子でした。

そういう小さな自信と誇りをさ、忘れないようにね。

ずっと大切に持っておくと良いと思うよ。

ベンガルもそうしていきたいですね。

勝者もなく、敗者もない。ただチャレンジャーだけのいる教室。

しかし、舞台から見える、子どもを見守る親の顔ってどうだったんでしょう。

きっと、すごく良い顔してたと思うなあ。

温かい表情の親たちが並んでいたと思う。

舞台袖に控えていたピアノの先生にだけ、その顔が見えてたはず。

先生にとってのご褒美になっているといいな。

僕の顔も含めて。笑

そんな温かい催し物をありがとうございました。またピアノに向き合ってくれると思います。

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