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2学期制の学校では1学期の通知表が手渡される時期となりました。
あらためて通知表のチェックのしかたを確認しておきたいところ。
この記事では、内申点アップをめざす生徒と保護者に向けて、通知表の見方を解説していきます!
よ!おせっかい!
何とでも言え!笑
次学期の通知表アップに向けて見直してみてみてください(´∀`)
通知表には3つの観点での評価が記載されています。
以前は科目ごとに別々の観点があったんですが、すべての教科で3つに統一されるようになりました。
知識・技能
思考・判断・表現
主体的に学習に取り組む態度
この3つです。
一つずつ見ていきましょう。
その教科の基本的な内容。答えが一つに決まっているような基本問題
テストでいえば、基本問題がこれにあたります。
単元テストや定期テストの多くがこの観点に入るでしょう。
その教科の発展的な内容や活動。
答えが一つに決まっておらず、幅広い答えが想定される問題。または、いくつかの基礎知識を組み合わせた複雑な問題。技能教科では創作物なども含まれるでしょう。
テストでいえば応用問題や記述問題がこの観点にあたると考えられます。またグループワークや感想シート、発表内容なども含まれると考えられます。
単元テストや定期テストの中の難しめの問題、業者プリントでいえばB問題などでしょう。
一定の期間を通じて、学習上の課題意識や向上心をもって取り組む態度。
自分の弱点を克服するために、クラスの課題を解決するために、自分の長所を活用するために。いろいろな課題意識をもって意識的に行動していこうとするプロセスを評価するもの。
意識的に自分の行動を調整しようとする姿勢が評価されます。
人の話をよく聞く、グループワークで率先して細かな作業を担当するなども含まれます。
ここからは、どうチェックしていくのかを具体的に見ていきましょう。
すべての評価がBだった場合を例に図もつけています。見直す順番に気をつけてみてください。
まずは「主体的に学習に取り組む態度」の評価をチェックしましょう。
点数などの「結果」でなく、取り組みや姿勢といった「プロセス」を評価するものです。
授業に積極的に参加する、提出物の質を高めていく、目的意識をもって取り組むなど時間をかけてがんばるようにしましょう。
意識的に行動に変化を生もうとすることが大切です。
取り組む態度の評価が低いと、テストの点数アップも意味のないものになってしまいます。注意しましょう。
次にがんばっていきたいのが「知識・技能」の部分です。
この評価が低い場合、シンプルに点数が足りていないことがほとんど。
中間、期末での定期テストや単元ごとの小テストでの点数アップに努めましょう。
最後にがんばっていきたいのが「思考・判断・表現」です。
これはテストでの応用問題、授業内でのレポートやグループワークなどが含まれ、生徒によって得意・不得意の出る部分。
それぞれの力に応じて柔軟に目標設定しましょう。
苦手な教科の場合はなかなか上げるのが難しいかもしれません。チャレンジする気持ちで気負わずやってみましょう。
苦手だったらBでも良いってこと?
もちろんAは狙ってほしいけど、反省する部分ではないと思うガル
ここまで確認してきた例では「BBB→ABA」の見直しプランとなりました。
実は、これで評価は3から4に上がります。
一つひとつ見直してみることで評価アップの努力ができるようになります。
学習塾ベンガルでは、最低でもABAの評価になっているか?をチェックしています。
ABAとは「知識・理解=A」「思考・判断・表現=B」「主体系に学習に取り組む態度=A」。
塾に入っているかいないかに関わらず、評価はABAを最初の目標にすると良いと思います(3段階評価の場合)。
知識・理解:テスト勉強や日々の学習に力をいれて点数UPして積極的にAを狙う。
思考・判断・表現:得意・不得意にも左右されてしまうので、Bを最低ラインに。
主体的に学習に取り組む態度:取り組む姿勢次第。絶対Aをとる。
ABCの3段階評価の場合、ほとんどの学校がABAで4をとれます。
苦手な科目でも4を狙うことが大切です。もちろん得意な教科は積極的にAAAの5を目指してください!
以上となります。
お家での通知表の見直しに役立つことを期待しております(´∀`)
教科を比較して優先順位をはっきりさせたい人にはこちらがおすすめ!
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